生物学評論家・池田清彦は、寝汗をかき脱水症状になっている朝一番に口にするのは、体が欲している「ぬるま湯」だと提言。朝一番のコーヒーは胃腸が荒れるためNGだと話す。
疲労評論家・梶本修身によると、ストレスホルモンとされる“コルチゾール”が朝は一番高いため、カフェインを含むコーヒーを寝起きで飲むことにより、さらにコルチゾールが上昇。結果、仕事をはじめた頃にコルチゾールが一気に下がり、眠気やだるさを感じることがあると補足する。
さらに、目を覚ますために冷たい水で顏を洗うのは命の危険があると言い、それには顔面に冷水が触れることで反射的に血管を収縮させ心拍数を低下させる“潜水反射”が起こるからだと説明する。
冬場は寒いからと朝から熱いお風呂に浸かるという人もいるが、池田は血圧が上がることで、脳梗塞や心筋梗塞の可能性があるとコメント。目を覚ます方法として一番適しているのは、朝日を浴びることだと話す。
ただ、注意してほしいのが、朝起きてすぐの外でのラジオ体操だと梶本は言い、自律神経が目覚めておらず、脱水状態になっているため、ラジオ体操をすることで急激に血圧が上がり、血管が詰まることで脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすいと説明。特に、起床後3時間以内の心筋梗塞や脳梗塞が圧倒的に多いという点も指摘した。
上記「常識が変わる正しい朝活SP」の詳細は、3月6日に放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系、毎週水曜21:00~)内で紹介。他にも「大音量で目覚めるのは危険!?」「朝食は朝起きて1時間以内が理想!?」「野菜ジュースやスムージーだけの朝食は肌荒れの原因に!?」といった事例を紹介する。
次回3月13日は「失敗しないお酒の飲み方SP!」と題して放送される。
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