『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』二宮和也“誠司”がきぐるみに!桜井ユキ“梅雨美”の待ち人は誠司か?

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「人はパンのみに生くるにあらず」。イエス・キリストの垂訓を告げるナレーションから始まった11月6日放送の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)第5話は、クリスマスイブの12時03分から13時10分までの物語。勝呂寺誠司(二宮和也)は倉内桔梗(中谷美紀)のいるテレビ局に潜入。立葵時生(大沢たかお)はクリスマスディナーのメインデッシュに悩んでいた。

事件のカギを握るのは蜜谷?<逃亡編>



自分の過去を知るべく、桔梗に会いに横浜テレビにやってきた誠司。美術倉庫に隠れ、桔梗から事件を追っていることと、誠司のもう一つの名前である“天樹勇太”の過去、そして独占インタビューを撮らせてほしいと告げられる。

前回何者かに車でひかれた蜜谷満作(江口洋介)は、病院を抜け出して国際犯罪組織アネモネのアジトへ。ボスの笛花ミズキ(中川大志)と対峙していた。この二人、完全につながっているのか。蜜谷は一体何者なんだろう。

蜜谷はミズキに対して、殺人事件の犯人は誠司だと思っているし、自分をひいたのも誠司だと思っているという口ぶりをしていた。ミズキはミズキで、蜜谷が犯人ではないかと本人に告げていた。これはゆさぶりの心理戦か? 誠司も蜜谷が犯人ではないかと現時点では想像している。とにかく事件のカギは蜜谷にありそうだ。

一方で、狩宮カレン(松本若菜)もほかの登場人物たちとどんどん接点をもっていく。病院ではフリージャーナリストの八幡柚杏(中村アン)と会い、彼女が蜜谷と誠司の関係を調べていることを知る。そしてひき逃げ現場に居合わせた記者・桔梗に会いに横浜テレビへ。

登場人物が3つの物語を行き来し、徐々に物語が溶け合ってくることでますますおもしろくなってきた。

実はラブストーリー展開だった?<レストラン編>



ウチワエビのソースをつかったメインディッシュのメニューをまかないで試食するのが今回の<レストラン編>のメインストーリー。

今回は、バイトの細野一(井之脇海)が立葵査子(福本莉子)に恋をしていること、ギャルソンの蛇の目菊蔵(栗原英雄)がパートナーと別居中であること、そしてソムリエールの竹本梅雨美(桜井ユキ)が「友達の話ね」と前置きした上で「ある日突然付き合ってた彼から『2年待っててくれ』って言われたんだって」と切り出し、気づけば5年という時間が経過していると話す展開に。

「友達の話」として自分の話をする、現実ではあまり耳にしない、ドラマならではのシーンって好きだな。人ってこうでもしないと本音とか真実を話すことが難しいから。っていうか! 今回注目すべきは「5年前」というワードだ。

第1話の冒頭で主役の3人の2018年のクリスマスの様子が映っていたことを思うと、この中の誰かの5年前のクリスマスエピソードに梅雨美も関与しているのだろうか。ただそれは時生ではないし、桔梗でもない。消去法でいうと……まさか、あのとき誠司と会っていたであろう人物は梅雨美だった? と勝手な妄想が膨らんでしまう。

いずれにしても「葵亭」のメンバーそれぞれが恋について何らかの悩みを抱えている。そして時生にも「忘れられない人」がいる。今までコメディとしてレストラン編を見ていたけど、ここにきて急にラブストーリー渋滞フラグが! 聖夜の奇跡として、いろいろな恋が実るのか?

テレビ局を舞台にきぐるみの誠司が奔走!<地方テレビ局編>



逃亡犯に独占インタビューを申し入れるなんて、桔梗は大胆不敵すぎる。カレンが局内に来たときも、負けじと応戦していた。このお仕事ドラマのヒロイン、強すぎでは? 惚れてまうやろ!

イブの夜、横浜テレビは『YTB CHRISTMAS MUSIC FESTIVAL2023』という音楽特番を放送予定。局内はその放送準備で大忙しの中、誠司と桔梗は人目を避けながら話を続けていた。

その際、“よこテレちゃん”というマスコットのきぐるみの中に誠司をかくまう展開はちょっと笑えた。誠司、あんなにもシリアスな役なのに、収録のリハでアイドルと一緒に踊るシーンも。しかもかわいくパフォーマンスできている。そうだ、誠司は身体能力が高いんだった。ダンスだってきっとお手の物。このシーン、『MUSIC STATION』でAKB48が「恋するフォーチュンクッキー」を歌う際、指原莉乃がひな壇の木村拓哉をステージに連れて行ったら木村が完璧に踊ってくれていた回を思い出した。二宮和也も今は俳優業が中心だけど、やはりアイドルであることは隠せない!

桔梗の相棒となりつつある査子もまだ事件報道を諦めていないが、ほかのみんなは組織の決定を最優先。そんなときに国枝茂雄(梶原善)が放った「わかってねぇなぁあいつら、一度燃え上がった炎はそう簡単には消えねぇんだよ」という台詞のカッコよさといったらなかった。再び仲間の結束を見せてくれ!

査子は社長の筒井賢人(丸山智己)直々に新番組の情報バラエティのMCの打診を受けるが、査子はもう炎と化している。桔梗と筒井が言い争う中で桔梗側についたのは胸が熱くなった。そして今回、デスクの黒種草二(大水洋介/ラバーガール)が新たな仲間に。報道の矜持が徐々にほかのメンバーにも広がっているようだ。

また、テレビ局には真礼(佐藤浩市)の姿も。愛犬フランちゃんの捜索呼びかけ動画を国枝が撮ってあげていたが、今後どう影響してくるのだろうか。

(文:綿貫大介)

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