田村由美のマンガを原作に、ドラマ版が2022年1月期にフジテレビの月曜9時枠で放送。映画版では、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する主人公・久能整が広島を訪れ、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家に滞在して遺産相続事件に巻き込まれてしまう“広島編”が描かれる。
菅田は広島編の映画化をドラマ撮影時から切望していたといい、「最初にお話をいただいた時に連載していたのが広島編で、僕はそれを読んでオファーを受けたんです。広島編はドラマ版では描かれなかったんですが、整くんの説明にもなっている重要な作品で、『ここをやらないと終わらないな』って言う気持ちがありました。すごく嬉しかったです」と話す。
現場では松下や菅田の事務所の後輩でもある萩原らの存在に救われたといい、松下に対しては「（撮影は）冬でしたけど本当にひまわりのような存在でした」と絶賛。松下も菅田との共演が嬉しかったといい、「共演する前からファンでした」とコメント。
松下は「芝居力や人間力も高くて、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていたんです。菅田さんが（現場で）出てきた時に、『あ、整くんだ、本物だ！』と思いました」と撮影を振り返る。菅田も「今回の松下くんの役は一癖も二癖もある役。松下くんが演じることでどんな役になるのか楽しみでした」と話した。
萩原は撮影時、動物クイズを出演者に出題するなどして現場の盛り上げ役だったとのこと。「どういうクイズを出していたんですか？」と聞かれると、「ちょっとした雑学的な感じのクイズを出したりしたんです。撮影が遅くなった時とか、ちょうどいい時間を見計らって皆さんとおしゃべりしてました」と回顧。
ダチョウにまつわるクイズが多かったと共演者に明かされると、「僕自身、ダチョウが好きで、ダチョウの足の速さとか、ダチョウの特性をクイズにしたんです。ダチョウは身体能力が高くて、調べれば調べるほど、面白い生態をしているんです。みなさんにもダチョウの魅力を知ってもらいたくて一生懸命話してたら、意外と盛り上がりました」とにっこり。これに菅田が「（今後は）ダチョウ以外の活躍を期待しております」とエールを送ってファンを笑わせていた。
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