同作は韓国の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』のジャパン・オリジナル版。自分を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂（香川照之）に復讐を誓った宮部新（竹内）が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開いて、店のスタッフとともに飲食業界のトップを目指す物語。
「二代目みやべ」に、一度はとん挫した料理対決のテレビ番組出演のオファーが再び舞い込む。長屋龍二（鈴鹿央士）は、出演には賛成だと意見するが、このタイミングで「二代目みやべ」を辞めると新に告げる。葵に思いを寄せる龍二は、長屋の跡継ぎになることで葵を振り向かせたいと考え、茂に長屋で働き後継者になるための勉強をしたいと申し出るのだった。
料理対決には長屋も参戦。手術を受けた綾瀬りく（さとうほなみ）も復帰し、1回戦、準決勝と共に「二代目みやべ」が1位で通過する。新は、店のみんなで祝勝会を行うからと、楠木優香（新木優子）と龍二も誘いみんなで飲みに行くことに。その際、ゲームを行い、当たった人はどんな質問にも答えなければいけないというルールに従うことになる。
最初に葵が当たったことから、龍二が「僕が長屋を継いだら付き合うって話は覚えてる？」と質問。新がいる手前、葵は慌てて否定しようとするが、「覚えてるならいい。確認しただけ」と龍二に遮られてしまう。続いて新が質問を受ける番になると、りくが「ファーストキスはいつですか？」と質問。「したことない」と答える新を見て、以前、寝顔にキスをしたことを思い出した葵は嬉しそうにほほ笑む。
他にも、内山亮太（中尾明慶）が優香との関係を尋ねると、新は「ただ俺が一方的に好きなだけ」と回答。そこで龍二が「今まで葵を女として見たことはありますか？」と意地悪な質問をすると、「ないな。女として見たことはない。葵は俺にとっての妹で大切な仕事のパートナーだから」と答える。
それを聞いた葵は深く傷つき、自分でも気づかぬうちに涙を流していたことから離席。りくにうながされ新が外に行った葵を追いかける。本当は2年越しで新を振り向かせようと計画していた葵だったが、こうなったらと、意を決して告白。「好きです。愛してます」と、何度も愛情を言葉にして伝え、龍二の好意を利用したことも包み隠さず打ち明けながらも、すべては新の力になりたかったからだと伝える。そして最後に「私じゃ絶対に駄目ですか？」と新に問いかけるが、新は「好きになるな」と一言だけ返すのだった。
ネット上では、予定外ながらも葵がまっすぐに思いを伝える告白シーンに「健気すぎる」「つらい」「可哀想すぎる展開」などのコメントが寄せられた。
次回第10話は9月8日に放送。料理対決番組は、いよいよ決勝戦に。勝算のある龍二は、番組の件は全て自分に任せて欲しいと茂に申し出る。なお現在TVerでは、第1話から第6話までのストーリーをまとめたダイジェスト動画を配信中。
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