冒頭、明墨が何者かと面会し「あなたは人を殺しましたか？」と問いかけている。殺人犯として生きることの辛さを語りつつ「私があなたを無罪にして差し上げます」と述べた。
明墨は、工場で起こった殺人事件を担当。容疑者の緋山啓太（岩田剛典）を弁護することに。相手となる検察側は、証拠はもちろん、緋山が事件直前、被害者に叱責されるところを見ていた同僚の尾形仁史（一ノ瀬ワタル）の証言を得ていた。
明墨は、紫ノ宮飛鳥（堀田真由）、赤峰柊斗（北村匠海）と共に工場へ行き、尾形と接触。弁護士とは名乗らず、検察側だと勘違いするよう仕向けた。その後、尾形のことを調べ上げ、プライベートで酒も酌み交わした。
公判では、尾形が秘密にしていたある病気を明かした明墨。証言をなきものとした。
秘密を明かされたことで尾形が取り乱して休廷に。尾形は廊下で会った明墨に抗議をしたものの「すみません。私は人の病気をさらしてでも勝ちたいんですよ。それが私の仕事なんです」「依頼人の利益のために力を尽くす。それが弁護士です」と切り捨てた。尾形は肩を落とす。この病気のせいで職を転々としていたからだ。
先を歩き出した明墨が踵を返し「ただ、そのかわりといっちゃ何ですが」とある提案をした。それは、尾形にとって救いの手だった。
そして冒頭のシーンに戻る。面会相手は……。
ネット上では、明墨のキャラクターに「ゾクゾクする」「悪い顔と優しい顔（がある）」「痺れる」とのコメントがあった。
次回第2話は4月21日に放送。明墨は過去の殺人事件の裁判記録を調べ、仮説を立てる。
現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話ダイジェスト、考察ヒント動画が配信中。
関連リンク
【動画】『アンチヒーロー』の最新回を視聴する
【動画】『アンチヒーロー』
長谷川博己、アンチな弁護士役に思う混乱と面白さ「“法が人を裁くという不条理さ”に通じればいい」
長谷川博己が7年ぶり日曜劇場で主演『アンチヒーロー』TVer事前お気に入り登録の多かった春の注目ドラマ
長谷川博己、7年ぶりの日曜劇場で主演！「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士に
北香那“さつき”、山口紗弥加“ママ”らとスナックで擬似花見もブチギレ「うるせー！」