現在TVerでは、名作ドラマ特集が開催中。150作品を超える過去の名作や最新の話題作が集結。すべて無料で楽しむことができる。
『SPEC』は、堤幸彦が演出を務めたTBSの刑事ドラマ『ケイゾク』と同じ世界線で描かれた人気ドラマ。未解決事件を追う捜査一課弐係（通称：ケイゾク）とは別に設けられた、特殊能力（SPEC）を持った犯人の事件を捜査する未詳事件特別対策係（通称：ミショウ）が舞台となっている。
戸田が扮する当麻紗綾は、IQ201の頭脳を持つガサツな刑事。亡くなったSPECホルダーを召喚して、SPECを使用できる。加瀬亮が演じるのは、元・SIT小隊長で軍事マニアの瀬文焚流。当麻の天才的推理と肉体派の瀬文のコンビによる事件の解決が、大きな見どころとなっている。
ドラマは、序盤はミステリー色が強いが、一十一“ニノマエ ジュウイチ”（神木隆之介）による謎のSPECホルダー組織の存在や、それに対抗する警察内の非合法な治安維持部隊・公安零課の存在が明らかになり、大きく動いていく。
シリアスなストーリー展開の一方で、コメディ要素も散りばめられているのがこのドラマの特徴。SPECは、予知や憑依、念動力などさまざまなものがあるが、その発動方法も多種多様。なかには、ユニークなダンスを踊る、某魔法少女マンガのように呪文を唱えるなど、思わず笑ってしまうようなものも。この硬軟と緩急の絶妙さも、『SPEC』の魅力と言えるだろう。
TVerでは、第1～2話、第6～7話（2023年7月1日まで）、第8話を配信中。クライマックスの第9～10話は、7月2日から配信予定となっている。
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