岸田劉生が即興で描いた!?油彩画とは真逆の作風な絵画に驚きの鑑定額

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3月28日に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜20:54~)に、日本近代洋画界の巨匠・岸田劉生に弟子入りしていた父を持つ、心理カウンセラーが依頼人として登場。

ある日、依頼人が押し入れを整理していたところ、父の作品に混じって3枚の絵が出てきた。そこには「魔邪鬼(マザキ)」と記された妖怪に似た化け物と「れい子」が登場。彼らは蓄音機の前でダンスを楽しむ姿や、「魔邪鬼」が眼鏡をかけた天狗に退治され、その様子を見たれい子がうれし泣きをしている、といったひょうきんな場面が描かれている。

依頼人は天狗の表情や、「れい子」という名前から、父が弟子入りをしていた岸田劉生が描いた作品ではないか、と推測。この絵の調査を進める中で、劉生の著書「図画教育論」の一節から、劉生が子供にお化けや滑稽な絵を描いていると記されていることが分かった。

また、どれも紙切れやはがきの裏に描かれており、印も押されていないことから、劉生がこの絵を作品として描いたのではなく、娘・麗子のために即興で描いていた可能性が出てきた。

依頼者は「50万円くらい……」と評価額推測したが、鑑定結果は大幅にアップ! 鑑定者も「れい子の年齢から推測して、1920年前後に描かれたもので、『パッと見たら劉生なのかな?』と思ってしまうくらいに可愛らしい作品」と驚きを隠せない様子。そして、油彩画が持つ迫力とか張りつめた緊張感とは真逆の作風であり、愛娘に対する愛情が詰まったとても微笑ましい作品と評価した。

次回、4月4日は「放送30年目突入3時間半スペシャル」が放送される。

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