依頼人は、福岡にある老舗ホテル萃香園の総支配人。支配人が持ってきたのは、ホテルのロビーに飾ってあった羽柴秀吉、丹羽長秀、池田恒興の連署書状だった。これが偽物だったら撤去しなければならない。今田が「出るとなったとき、誰かに止められませんでしたか?」と問われた支配人は「『行けいけ』と言われるばかりで……誰も止めてくれませんでした」と述べて笑いを誘った。
本能寺の変から25日後に行われた清洲会議。議題は織田信長の後継者についてだった。今回の依頼品は、清洲会議出席者のうち、柴田勝家を除く3人の署名。豊臣秀吉が、羽柴性を名乗っていた時期のものである。
送り先は、手を結んでいた織田信雄の宿老ということから、勝家との決戦に向けて、秀吉が信雄の動きを牽制するための書状ではないか、と推測されるという。
鑑定士曰く、本物で間違いないとのこと。賤ヶ岳の合戦(秀吉と勝家の権力争い)に向かって、秀吉が地位を固めていくスタートに書かれた手紙であり、「新発見資料」だと述べた。ただし、お宝は前半の部分が抜け落ちているため、鑑定額は300万円。これが完全な状態であれば大幅アップになると話していた。
次回は4月16日、片渕アナウンサーの卒業スペシャルが放送される。
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