息子夫婦の家に遊びに行った際、息子の奥さんの父親が太宰からいただいたものがあるという話を聞いた依頼人。それを見せてもらったところ、「これは凄いお宝だ」と驚いたと言う。「絶対『なんでも鑑定団』で見てもらったほうがいい」と薦めるも、息子夫婦は全く興味を示さず……。「私が出てもいいか？」と確認したところ許可をもらえたので応募したという、出演のいきさつを話した。
そんな依頼人と一緒に登場したお宝は、太宰の遺した葉書4枚。しかし、なぜ太宰が息子の奥さんの父親に葉書を送ったかはわからず、関係性も「わかりません」とのこと。父親は数年前に亡くなっており、彼の金庫からこれが出てきたのだそう。
葉書にはとても親し気な内容が書かれており、心を許した間柄であったことが伺える。繊細な心の持ち主だった太宰が「明るく生きましょう」と前向きなことを書いている貴重なものもあり、依頼人は鑑定額を「40万円」と予想する。
しかし、実際の鑑定額はなんと150万円！ 安土堂書店代表取締役・八木正自氏は「太宰治全集に載っていない、新発見！」「大変貴重なもの」と評価。「これからも大事にしてください」と依頼人に言葉を掛けていた。
次回は9月10日に放送される。
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