2021年夏。南雲水季(古川琴音)は、図書館で働きながら、4歳の海(泉谷月菜)と暮らしていた。一方、同僚の津野晴明(池松壮亮)は、そんな彼女に思いを寄せていた。
休憩室にて、津野は「どこか行きたいとことかある?」と質問。「“2人で”どっか……なんか気晴らしっていうか」といわゆるデートに誘ったが、水季は「ちょっと今自制かけてて、津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と答えた。
そう言いながらも、海を実家に預けて出かけることに。2人で外に行ったが、水季は津野の優しさに甘えるかたちで、“海がいない間に家でやっておきたいこと”をすることにした。
2人で翌日のためのおにぎりを握るなか、津野がプロポーズともとれる言葉を口にした。
「津野さんのこと好きです」と、特別な感情を持っていると告白した水季だったが、「よく言う女の恋は上書き保存ってやつ。あれ大嘘ですよ。別ファイルだし、海と共有してるし」とポツリ。好きだと思うたびに、月岡夏(目黒)のことも思い出してしまう、と明かした。
「今はギリギリ大丈夫だけど、“2人っきりになりたいな”、“子供邪魔だな”、“この子じゃなくて、この人の子供が欲しいな”と思っちゃうのが怖いんですよ。海がずっと一番って決めて産んだから」と本音をこぼして……。
ネット上では、津野の気持ちを受け取らなかった水季の決断に「覚悟がすごい」「優しくて切ない」「誰も悪くない」との声があった。
次回9月2日は本編の第9話が放送。夏は海(泉谷星奈)と3人で一緒にいるとき、百瀬弥生(有村架純)が辛そうに見えると話す。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1〜3話、PR動画や予告動画、ダイジェスト、TVerオリジナルストーリー『兄とのはじまり』が配信中。
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