図書館で働き始めた南雲水季(古川琴音)が、忘れ物をした、とまだ1歳だった海(泉谷星奈)を連れてきたことがあった。津野が何気なく「大変じゃない。そんなちっちゃい子一人で。無理しないでね?」と声をかけると「無理です」と返答があった。彼女は「みんなそう言うんですよね。『大変だね。頑張って。でも無理しないでね』って。いや無理しなきゃ子供も私も死んじゃうって」と胸の内を吐露した。
お互い無神経だったこと、八つ当たりをしたことを謝罪。津野から申し出るかたちで、彼女の子育てを手伝うことになった。
数年後、水季の病気が発覚した。彼女が入院しているあいだも海の世話をしたのは津野だった。水季が図書館で苦しむこともあったが、遊びに来ていた海にはどうにか見せないようにしていた。
セミが鳴く夏の日、自転車を押して歩く津野のもとに電話がかかってきた。不安にかられながらスマホを見ると、相手は朱音(大竹しのぶ)だった。次第に呼吸が荒くなり、胸を抑える津野。電話の内容は予想通り水季の訃報だった。津野の目に涙が溢れて……。
ネット上では、津野の電話を受けるシーンに「目が離せなかった」「号泣」「圧巻(の芝居)」とのコメントがあった。
次回第8話は8月19日に放送。月岡夏(目黒)は実の父親へ会いにいく。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1〜3話、PR動画や予告動画、ダイジェスト、TVerオリジナルストーリー『兄とのはじまり』全4話が配信中。
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