3大食物アレルギーといえば、「卵・牛乳・小麦」とされていたが、近年、ナッツ類でアレルギーを起こす患者が急増。矢上さんは小麦を抜いた「卵・牛乳・ナッツ」が新3大食物アレルギーと呼ばれるようになったと話す。
また、ナッツ類の中でも特にクルミアレルギーが増えており、2023年にはクルミが食物アレルギー義務表示対象品目の8品目に加わったそう。これは口から摂取したものに限らず、アレルギー物質が皮膚などから体内に侵入することで引き起こされる「経皮感作」によってアレルギー反応を起こすケースもあり、ハムスターを飼い、餌やりや床替えといったお世話をすることでナッツアレルギーを発症する症例も多数見受けられていると話す。
さらに矢上さんは、動物×食べ物の組み合わせで喉のかゆみなどアレルギーショックを引き起こすこともあると紹介。例えば、猫アレルギーの人が豚肉を食べたときに発症する「ポークキャット症候群」や、鶏アレルギーの人が卵・鶏肉を食べたときに発症する「バードエッグ症候群」があるとした。
加えて、花粉症が食物アレルギーの引き金になることもあとし、スギ・ヒノキ花粉症の人が気を付けるべき食品についても解説した。
上記、「新・3大食物アレルギー & 労働の2024年問題!」の詳細は、2月20日に放送の『カズレーザーと学ぶ。』で紹介されており、TVerでも期間限定で無料配信中。
次回2月27日は「花粉・食べ物・アトピー 2024年アレルギーの最新研究!」が放送される。
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