太田が加入した2022年シーズンは勝ち点51の15位と、悔やまれる結果に終わったFC町田ゼルビア。しかし、その1年後の2023年シーズンには勝ち点87を積み上げ、J2を制覇。街クラブからスタートしたチームは、なぜ躍進を遂げたのか。わずか1年で急激に進化した背景には、監督である黒田剛の存在があった。
名門・青森山田高校の監督だった黒田が、町田の監督に就任したのが2023年のこと。高校サッカーの名将によるJリーグへの挑戦が大きな話題となる中で、黒田は就任1年目からチームの改革に着手。大幅に戦力を入れ替えるなど、ほぼ一からチームを作り上げ、町田をJ2優勝へと導いた。その手腕には、クラブのCEOであり、サイバーエージェントの社長・藤田晋も絶賛。黒田がこだわったチームを強くするための“マネジメント術”が明らかになる。
太田も驚いたというキャプテンの選び方や、選手のモチベーションをアップさせる方法に、選手に何度も言って聞かせた言葉まで、太田が語る黒田ならではの“哲学”に、MCの勝村政信や解説の福田正博も思わず感心してしまう。
さらに、町田はピッチの外でも、ある改革を起こしていた。ホームスタジアムのテーマパーク化や本格的な夏祭りなど、ファンを集める町田の“エンタメ革命”を深堀りしていく。
関連リンク
『FOOT×BRAIN』これまでの放送まとめ
イニエスタ獲得の裏話も!ヴィッセル神戸会長・三木谷浩史と紐解くリーグ制覇の歩み
サッカー界から遠藤航や長友佑都が成功のための“ヒント”を伝授!ビジネスにも使える考え方とは
パリ五輪で勝つために!“勝利の思考法”を11名のアスリートと指導者が伝授
元なでしこジャパンの岩渕真奈、澤穂希からのエールに呼応「力を合わせて女子サッカーのために」