星さんは、23歳でストリッパーデビュー。信じた人に騙されて借金を背負ったり、37歳のときに子宮けいがんが見つかって子宮を全摘出したりと、波瀾万丈の人生を送っている。そんな彼女のパフォーマンスには、多くの人が魅了されており、全国各地のステージに駆けつける「星組」と呼ばれるファンがいるという。
2023年には肺にがんが見つかり、摘出手術を受けた。見事に成功したものの、以前のような体力には戻らない……。星さんは、後輩ダンサーのるりさんやファンの思いを背負って、再びステージに立つことになった。
2023年11月、星さんは再びステージに戻った。彼女の復帰ステージには、多くのファンが詰めかけ、星さんの踊りを見守った。星さんは「これで命を落とすようなことは絶対できない。『もう一度生きていたい』という気持ちが、私の中で強く、『もう一度踊りたい』という気持ちで、この11月のためにリハビリをしてきました」などと思いを語った。
ステージを降りた星さんは、カメラに向かって「感無量かな」「還暦に向けて頑張ります」と笑顔で述べていた。
ネット上では、星さんのステージ復帰までの道のり、そして復帰ステージでのパフォーマンスに「生きざまが凄すぎる」「プロ」「涙が止まらない」とのコメントがあった。
次回は1月21日に放送。家を飛び出した者たちが集まる都内のシェアハウスに密着する。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、星さんを追った前編、2023年日本民間放送連盟賞・テレビ報道番組部門 優秀賞作品に輝いた回を配信中。
関連リンク
【動画】『ザ・ノンフィクション』の最新回を視聴する
【動画】『ザ・ノンフィクション』
本仮屋ユイカ「愛だけをもって、たたずむような気持ちで」“魂の踊り子”57歳のストリッパーに寄り添う
本仮屋ユイカ「私は古いタイプの人間だから」 57歳のストリッパーの覚悟に驚嘆
佐藤栞里 仕事を始めた小学生時代に父から言われ「今でもすごく心に残っている」言葉
吉田羊 名物深夜食堂の閉店に「ものすごくショック。年末に行きたいと思っていた」