2013年、高校1年生の雨は、他人とは関わらない生活を送っていた。ある雨の日の下校、傘がなくて佇んでいる彼女に、3年生の太陽が、赤い傘を持って「もし良かったら一緒に入らない?」と声をかけた。
翌日、太陽は雨に「友達になってよ」とお願いするも、雨は、自分は暗くて友達もおらず、天気の雨だって嫌われている、と卑下する。「俺は大好きだよ。雨のこと」と太陽。続けて、天気の雨の良さについて熱弁しつつ「雨はこの世界に必要だよ」と伝えた。
その後、太陽は、雨の祖母・雪乃(余貴美子)から、雨が幼少期に母親の霞美(真飛聖)から虐待を受けていたことを聞いた。母親から「あなたなんて必要ない」と言われたことで、雨は「自分に価値なんてない」と思うようになったという。
雪乃から「あの子の心を変えてあげて」とお願いされた太陽は、校内放送で雨に向けてメッセージを送った。
自分には花火師になる夢があること、一度は諦めていたが、ある人に会ったことでその夢が再燃したこと……。「だから、君には価値がある。絶対にある。君はないって思っても、俺は何回だって言います。100回でも、1000回でも言います。『君には誰にも負けない素敵な価値があるよ』って。だって、俺の人生を変えてくれたから。雨は、この世界に必要だよ」と思いを告げた。
ネット上では、高校時代の太陽と雨に「透明感がすごい」「号泣」「甘酸っぱい」とのコメントがあった。
次回は1月15日に放送される。雨は、過去に「必要ない」と言われたパティシエ・田島守(ジャン・裕一)と再会する。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、予告編が配信中。
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