納税課が税金滞納者から差し押さえた物品を税金の支払いに充てるためのインターネット公売で、何の変哲もないゆで卵器に100万円の入札価格がつく。記録を見てみると、ゆで卵器の持ち主だった会社経営者の熊川良太郎(山田明郷)の長男・一哉(田中幸太朗)と次男・英二(古屋呂敏)が競り合っていたことがわかる。一哉と英二は、亡くなった父の遺産相続を放棄しており、良太郎の滞納金はすべて三男の弘三(吉村界人)が支払うことになっていた。
三兄弟は父の会社の継承を巡って仲が悪く、弘三のもとを訪ねた百目鬼華子(山田杏奈)が滞納金について兄たちと相談するように助言しても、弘三は「結局、親兄弟だろうが人間関係なんて金次第ってことだろ」と取り合わない。その弘三の言葉に、饗庭は財務省時代の同僚だった相楽義実(本郷奏多)や奥林礼二(結木滉星)とのやり取りを思い出していた。
そんな中、一哉が弘三の相続した滞納金を支払わせてほしいと納税課にやってくる。いつものように市役所の食堂でランチをしていた饗庭は、徴税第三係のメンバーや食堂の従業員である越川珠代(石野真子)との会話がヒントとなり、「あ、俺わかっちゃったかも」と、一哉たちの狙いに気づく。
饗庭が分解したゆで卵器には謎の数字が書かれており、良太郎の隠し金庫の暗証番号だったことが判明する。隠し財産を独り占めしようとしていた一哉と英二に憤る弘三だったが、饗庭のある提案によって、事態は思わぬ方向へと展開していく。
ネット上では、食堂で饗庭が披露した「レッツパーティー! イェ~、ゆで卵、ゆで珠代~♪」というラップと、そのラップに乗っかる三係に注目が集まり、「かわいすぎる!」「係全員でラップすな」「いつも楽しそう」「最高」などの声が寄せられた。
次回、第7話は11月25日に放送。納税課庶務係で還付金の振り込みミスが発生し、三係も騒然となる。
なお現在TVerでは、第1話~第3話や前半ダイジェストも配信中。
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