長年に渡ってサッカー界の発展に尽力した人物を表彰する日本サッカー殿堂。今年の6月に新たに殿堂入りしたのが、1972年にサッカー選手としてブラジルから来日し、現役を退いてからはサッカーの普及と選手の育成に力を尽くしたセルジオだった。
指導員として子どもたちを教えた日本サッカー協会公認の「さわやかサッカー教室」には、三浦知良や中山雅史、中田英寿や小野伸二なども参加。なぜ、後の日本サッカーを牽引するレジェンド選手たちを育てることができたのか? そこにはセルジオならではのサッカー哲学があった。子どもたちを伸ばすセルジオ流の育成法が明らかになる。
そして、セルジオと共に殿堂入りしたのが、サッカー漫画の金字塔『キャプテン翼』の作者である高橋だった。日本だけに留まらず、世界中の人々を魅了している“キャプ翼”は、コミックスの発行部数が世界累計で9000万部を超え、アニメは50か国以上で放映。プロサッカー選手を夢見る子どもたちの大きな原動力となった。そんな“キャプ翼”の絶大な影響力を選手たちの証言を交えながら紐解いていく。
さらに、MCの勝村政信や解説の北澤豪と共に、セルジオと高橋が日本サッカーについてトークを展開。日本サッカーのターニングポイントとなった瞬間は? さらなる発展のために必要なものとは? サッカーに情熱を捧げた2人が今の思いを語り尽くす。
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