東京でサイン会があった太郎。研修旅行に来たハヤブサ消防団と合流し、一緒に東京観光をした。ディナーは高級レストランだ。美味しい料理に舌鼓を打つ中、ふと太郎がこぼす。「ハヤブサに移住して、消防団に入って、みなさんと出会えて、本当に良かったです」。ある2人を除いて、消防団メンバーの表情は固い。
藤本勘介（満島真之介）は、自分たちが留守の間にまた火事が起きないか心配だ、とこぼすも、太郎は「火事は起きない。いや、火事が起きないとは言い切れないけど、少なくとも放火はされない。放火犯は今ハヤブサにいないから」という。そして、真鍋明光（古川雄大）には共犯者がいる、と――。
自宅の庭が放火された際にヒントを得た太郎。それは、放火犯が乗った軽トラから聞こえてきた独特なエンジン音だった。調査の結果、その音が、徳田省吾（岡部たかし）の軽トラと同じ音だと分かる。ベンジンを所有していたことやアリバイがなかったことも、決め手となり、徳田が放火犯だという結論に至った。
彼が放火犯だと分かりながらも、今回の研修旅行計画は立てられた。東京へ旅行に行きたい、と言っていた徳田の願いを叶えるためだ。嘘をつけない勘介に関しては、太郎から事情を聞いたメンバーが黙っておいたのだ。
勘介と徳田以外は、これが最後の晩餐になることを覚悟していた。メンバーは諭すも、徳田は、放火の理由を語ろうとしないし、説明も要領を得ない。そして……。
ネット上では、最後の晩餐となった東京での食事会に「伏線回収がすごい」「すべてが怖い」「鳥肌たった」とのコメントがあった。
次回は9月7日に放送。太郎の家に突然、白髪の女性・映子（村岡希美）が現れる。
なお現在、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話〜第3話、ダイジェスト動画が配信中。
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