Jリーグでは、アジア全体のレベルアップが日本の成長につながるというコンセプトのもと、11年前からリーグ運営や選手育成のノウハウをアジア各国に提供する「アジア戦略」を行ってきた。その効果もあり、近年はアジア各地でJリーグの存在感が高まっているという。
タイでは、2017年に代表選手でもあるチャナティップ・ソングラシンが北海道コンサドーレ札幌へ移籍してブレイク。熱狂的なタイ人の札幌サポーターまで誕生した。チャナティップの加入が追い風となり、同年からタイではJリーグの生中継もスタートしている。番組では、そんなタイのJリーグ人気を取材。Jリーグファンが集う情報発信基地や、街中を走るJリーグのラッピングが施されたトゥクトゥクなど、コロナ禍を経て今もなお盛り上が続ける現地の様子をレポートする。
また、タイの隣国であるカンボジアも、リーグ運営に日本の仕組みを取り入れながら急成長中。本田圭佑が監督兼GMとしてカンボジア代表を率いているのは日本でもよく知られているが、他にもカンボジアの国内リーグには2人の日本人が大きく関わっていた。クラブの成長を促すための新しい取り組みとは? カンボジアの抱える大きな課題とは? 構造改革が進むカンボジアサッカーの今を深掘りする。
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