サッカー日本代表・田中碧、“三笘の1mm”裏側を告白「僕が横取りしたみたいな感覚」

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サッカー日本代表の谷口彰悟、田中碧、権田修一が、1月4日に放送された『ボクらの時代 笑う台場に福来たる2023新春SP』(フジテレビ系、レギュラー放送は毎週日曜7:00~)に出演。「三笘の1mm」の裏側が明かされる一幕があった。

サッカーワールドカップで活躍した3人が試合中の思いや裏側を語る中、自身のデビュー戦をはじめ、大事な場面でゴールを決めてきた田中が、その瞬間ごとに点をとりたくなるのだと回顧。「ボールが来て、気づいたら入っているんです」と述べる彼に、権田は「カッコいいね。名言!」と称賛した。

それは予選突破を決めたスペイン戦の決勝ゴールでも同じこと。当時、日本中で話題となったのが、アシストした幼なじみ・三笘薫の「三笘の1mm」だった。

ボールがラインを割っているかは不明だったものの「ここ(ボールが目の前)に来た瞬間、心の中で大喜びしているんですよ」と田中。集中していたため、三笘から来たパスは、そのまま直接ゴールに入ると思っており「自分の中では、触らなくてもゴールになったのを、僕が横取りしたみたいな感覚だった」と話した。あとで映像を見返したときにゾッとしたそうで「俺触ってなかったら(ボールを相手選手に)クリアされてるし、気づいたら入っているし……」と振り返った。

決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPKで惜敗。権田は、様々な思いもあって試合中には泣かないと決めていたが、田中がピッチで流していた涙を見て考え方が変わったという。三笘がPKを止められた際、迎えに行ったのが田中だった。田中は「(あの時点で)まだ負けてないから泣いちゃいけないんですけど、目はブルンブルンでした」とコメント。試合終了後は涙が止まらなかったという。

そんな田中の涙に権田は、「泣くっていうのも悪くないんだなと思った」「ああいうのを見てスポーツっていいなと思う」と話していた。

次回の放送は1月8日。引き続き谷口、権田、田中が出演する。

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