岩崎和佳（奈緒）は、溝口の紹介で水産開発研究所の所長・野々宮（寺泉憲）と会った。彼は溝口の元上司で、かつては漁業経営改善を担当していたという。「岩崎さんに、今後私たちの活動に加わっていただけないかと思いまして」と溝口。彼女の言う活動とは、日本の水産を死の淵から救う活動らしい。具体的には、彼女たちが主催するシンポジウムへの出席、講演に登壇するなど多岐にわたる。
和佳は、魚を箱に詰めて売っているだけだと謙遜するも、野々宮たちは漁協を通さずに魚を売る、というたったそれだけのことが30年かかってもできなかった。漁協という大きな壁があるのにも関わらず、ビジネスを成立させ、今や脚光も浴びだしている和佳。
そんな彼女に対し、溝口は「これは、ほとんど奇跡だと私たちは考えています。岩崎さん、ジャンヌ・ダルクになってもらえませんか？ お魚ボックスを成功のロールモデルとし、漁業者の意識を、そして地元漁協の意識を変えていく……」「岩崎さん、あなたは水産業界を救うジャンヌ・ダルクになるんです！」とぶつけた。和佳は彼女の圧にぼう然としてしまう。
ネット上では、溝口の熱弁シーンに「圧がすごい」「熱いな」「素敵な女性」とのコメントがあった。
次回は11月23日に放送。和佳のもとに、銀行から「融資を切り上げたい」と唐突に連絡が入る。
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