同作は、玉森演じる研修医の諏訪野良太が6人の同期と切磋琢磨しながら、医者として成長していくハートウォーミング・ミステリー。曽根田みどり(池田エライザ)、冴木裕也(矢本悠馬)、谷川聖人(YU)、牧村康雄(濱津隆之)、橘麻友(堀未央奈)とともに2年間の研修期間でさまざまな科を回り、将来進む科を決める。
本作の特徴は、研修医たちの配属先が毎話ごとに異なる点だ。第1話は精神科。諏訪野は指導医の立石聡美(松雪泰子)のもと、睡眠薬を過量服薬して救急搬送された山野瑠香(仁村紗和)を担当する。腕に複数のやけどの痕があることを見つけると、過去のカルテを見直す。
以降の回で、諏訪野が口にする「カルテがすべてを教えてくれました」はお決まりフレーズとなり、患者と心を通わせるきっかけとなる。瑠香の秘密と嘘を見破った諏訪野が、涙で声を震わせながら「僕はあなたの担当医です」と自信をみなぎらせるシーンは感動的だ。
第3話では、元ヤンと噂の木佐貫英子(斉藤由貴)が指導医の産婦人科。諏訪野は切迫流産の患者である小野文香(矢田亜希子)を担当する。文香は、検査のすべてを拒否しながらも帝王切開を強く希望。諏訪野はそんな彼女の姿を見て子宮頸がんを患っていることを隠そうとしていると見抜く。文香は夫の正和(森田甘路)と不妊治療の末にやっと子供を授かったため、がんを隠そうとしていたことを打ち明ける。文香の衝撃告白に、病室に居合わせた諏訪野ももらい泣き。医者としては半人前ながらも、患者に寄り添う諏訪野のひたむきな姿勢には心を打たれる。
11月12日の放送では、諏訪野は小児科を担当する。
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