東京から祐介がやってきた。電話で「大事なお話がありまして……」と言われた岩崎和佳(奈緒)は、若干の期待を持ちつつ喫茶店で彼と待ち合わせた。するとそこに、杉浦久光(梅沢富美男)の姿が。2人の仲を勘違いした彼は、片岡洋(堤真一)に「先生」と和佳が密会をしていた、と連絡する。
杉浦の陰謀で話がこじれる中、祐介と和佳は片岡のもとへ。そこで、片岡と祐介が親子だったことが発覚。しかし片岡は「誰がお前のお父さんじゃ!」とぶつけた。
祐介は片岡の元妻・みやこ(中越典子)の連れ子。彼女が亡くなったあと、医学部の学費の援助をみやこの実家にお願い。援助の条件は琴平家の養子になることだった。そこで片岡と喧嘩になり、親子の縁が切れた状態になっていたという。
周囲の説得もあって、片岡が祐介に歩み寄り、2人は仲を取り戻した。将来、汐ヶ崎に帰って病院をしたいという祐介。彼の夢を聞いた片岡は、和佳と祐介に向かって「お前ら一緒になる気はないんか?」と問う。まんざらでもない和佳だったが、祐介は「結婚はしません」と言い切った。さらに「僕の恋愛対象は男性なんです」と告白。触れ回るつもりはないが、隠すつもりもない。地元に戻るならパートナーも連れて帰るという。片岡は「いけん。そんなん絶対いけん!」と拒否反応を示して……。
ネット上では、祐介先生のカミングアウトと片岡の反応に「生々しい」「辛かった」「苦しい」とのコメントがあった。
次回は11月9日に放送。テレビ局のディレクターから「『お魚ボックス』の将来性を見込んで取材をさせてほしい」と連絡が入る。
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