脚本は、大河ドラマ第29作『太平記』や『夏目漱石の妻』(NHK総合)、『破獄』(テレビ東京系)を手がけた池端俊策、語りを市川海老蔵が担当。大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた前半生に光をあてたオリジナル作品で、物語はまだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描いていく。
尾張では、斎藤道三(本木雅弘)が越前へ落ち延びられるように取り図ったにも関わらず、それを拒んだとして道三の娘の帰蝶(川口春奈)が憤っていた。道三が劣勢であることを聞いた織田信長(染谷将太)は、いてもたってもいられず兵を引き連れて飛び出していく。光秀は、明智荘を守るべく、叔父の光安(西村まさ彦)と共に、道三に味方することを決める。
ついに、長良川を挟んだ戦いが始まった。一進一退の攻防が続く中、自ら大軍を率いて押し寄せていった道三の長男・高政(伊藤英明)により、次第に道三軍の敗色が濃厚になってゆく。
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