Netflix『ペーパー・ハウス』、あのキャラクターが退場の危機に – 海外ドラマ

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Netflixによるスペイン発の犯罪アクションドラマ『ペーパー・ハウス』が世界中で大ヒットしているが、本作のクリエイターがあるキャラクターを番組から排除するよう圧力をかけられていたことを明かした。英Digital Spyが報じている。

『ペーパー・ハウス』で中心となるのは、"教授"と名乗る謎の男と彼が招集した精鋭の犯罪者8人。教授から武器の扱いなどの教育を受けた犯罪チームが、スペインの造幣局へ侵入して11日間にわたり籠城し、24億ユーロ(約3100億円)相当の紙幣を印刷する壮大な計画を実行に移す様子がスリリングに描かれる。

クリエイターを務めるアレックス・ピナはシリーズの舞台裏を紹介するドキュメンタリー「ペーパー・ハウス: 人気の秘密に迫る」で、教授の右腕的存在であるベルリン(ペドロ・アロンソ)が女性差別主義的で時代の流れに反していることを理由に、退場させるよう圧力を掛けられていたと明かした。

しかし、ピナはベルリンのようなキャラクターも存在するべきで、キャラクターを応援するかどうかはファンが自由に決めることだと感じ、共感できるヴィランに勝るものはないともコメント。そのことから、最新シーズンとなるシーズン4にもベルリンは登場している。

そして演じるペドロは、ベルリンがファンの間で大きな人気を得ていることに少し困惑している様子を見せ、「ベルリンは自分の娘を結婚させたいキャラクターではないから、(彼のファンは)頭を診てもらったほうがいいかもしれないね。でも、ベルリンの支配的な側面と彼のリーダーシップに嫌悪を感じつつも、一定の安心感も得られるのかもしれない」と冗談を交えながらキャラクターを分析している。

『ペーパー・ハウス』はその面白さが口コミで広がり、大ヒットSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』と並ぶ人気を誇り、非英語作品としては異例の大ヒットとなっている。

『ペーパー・ハウス』はシーズン1~4がNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『ペーパー・ハウス』

 

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