これまで柴田英嗣（アンタッチャブル）、ノブ（千鳥）、小峠英二（バイきんぐ）ら、そうそうたるツッコミ芸人が司会者を務め、大声を張り上げてきた人気企画。今回3年ぶりにこの企画にハマりそうな芸人を見つけたので、急遽復活！
司会に抜擢されたのは、津田篤宏（ダイアン）。回答者はレギュラー陣のおぎやはぎ（小木博明、矢作兼）、劇団ひとり、津田の相方・ユースケ、清水あいりの5名が務め、津田を終始イジりまくる展開となった。
「芸歴20年、東京進出2年、ナニワのツッコミアスリート ダイアンの津田さんです」と紹介された津田は颯爽と登場。
しかし、MC陣から「（出口のない）カーテンから出てきてよ」「横のパイプのとこから出てればいいじゃん」と無茶ぶりされ、パイプに挟まって「中国のニュースのやつや！」とボケを披露。
ツッコミというよりいじられボケの津田は、「やっぱボケの人じゃん」と一同にツッコミ芸人として認めてもらえない。それでもツッコミを自称する津田だが、劇団ひとりから「だって聞いたことないもん。津田寛治さんが司会できるって」と振られると......
「じぇりゅりゅがっ俳優！ 俳優の人！」とスムーズにツッコミが出ず、「下手じゃん」「もうやめよう」と全員が呆れる。
「（ツッコミは）できないでしょ。基本ボケ体質だから」と津田を分析する劇団ひとりは、「だって人をおいしくするみたいな考え、ないでしょ？ 相方でさえ、あんまりおいしくしていないよね」と厳しい指摘を。
小木に「相方に『なんでやねん』って言ったことがない」と言われた津田は「あるやん！」と必死。しかし、当のユースケに「ないやん。小さい声やったし」と否定され......
「それは邪魔せんようにですやん...それは...」と弁解もしりすぼみに。
クイズの回答者紹介が始まってからも噛んだり、力んで変な標準語になったり、プレーンなツッコミが全く出来ない津田に、回答者たちも「やっぱボケの人だ」とガッカリ。焦った津田は、「もうええわ！」で無理矢理終わらせてしまう。
しかし、劇団ひとりは容赦せず、「自分がおいしくないからでしょ？ だから評判悪いんじゃないの？」と追い詰め、津田は「そんなんあったんすか！？」と激しく動揺。
そんな津田に、劇団ひとりから「無理にツッコまなくていいよ。自分の一番やりやすいスタイルでやってもらってかまわない」と救いの手が。
津田は得意のスタイルで司会を進めるが......あまりの寒さに、津田自らも半泣きで、「全然おもろないやないか！！」と魂の叫び！？
番組終盤になっても、まだ回答者紹介のくだりから抜け出せないでいた津田だったが、「倍のスピードでやってみ」という矢作の提案がきっかけとなり、テンポよく進めることに。すると、全員が別々のことを言い始めて収拾がつかなくなったところで、思わず「スタートです！」とのフレーズが飛び出す。
津田いわく「（みんなが）いっぺんに喋ったときは、あれが一番最高のツッコミ」と「スタートです！」を猛プッシュ。ツッコミもダメ、司会もダメだった津田が、この「スタートです！」で覚醒！？
この後は、何をやってもの「スタートです！」で爆笑の流れに。悪乗りした面々は、矢作がテーブルを叩くリズムに合わせて、次々にリズムを刻み始める。すると、津田はリズムにノリながら、一人ずつの動作を紹介しながら「みんな合わせてスタートです！」というパンチラインを完成させ、ついに大爆笑が生まれた。
しかし、司会者なのにどうしてもリズムに乗ってしまう津田。そこで逆に津田の一番いいリズムでやってみることに。リズムにノリノリの津田は会心の「スタートです！」でフィニッシュ。ついに全員による「スタートです！」が完成した。......が、結局、「大声クイズ」は、一問も出題されないまま終わったのだった。
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次回4月18日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「事務所対抗ゴシップニュース」を放送。錦鯉（ソニー・ミュージックエンタテインメント）、鬼越トマホーク（吉本興業）、カミナリ（グレープカンパニー）、さらば青春の光（ザ・森東）という所属事務所が異なる4組のコンビが集い、最新のヤバい芸人界ゴシップを大放出する。お見逃しなく。
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