ある学校のトイレで爆発騒ぎが起きた。
原因不明の大爆発に生徒も教師も騒然、2名がケガを負った。一足早く駆け付けた警官・ぺこぱの松陰寺太勇は「シンナーなどなにかが引火した爆発事故だ」と推理。
爆発したトイレは改修作業中で、ちょうど爆発前に作業員がペンキを塗る作業をしており、そのペンキに含まれるシンナーに引火したのではないか?という推測した。
しかし、現場を見てみるとペンキの量は少ない。引火して爆発するとは思えない量だった。
ならば、埋まっているガス管からガスが漏れ、爆発したのでは?と推測するが、工事のためにガスは止められており、その可能性もないようだ。シンナーやガス管が原因ではなく、そもそもトイレには火の気もない。一体なぜ爆発したのか?
警官たちは「学校に恨みを持った人間が、学校の評判を落とすために爆発物を仕掛けたのでは?」という説を導き出し、一度外部からの侵入者を疑ったが、学校のセキュリティーはしっかりしているため、その可能性は低いと結論を出した。
そこで、内部で学校に恨みを持っている人物がいないか、聞き込み調査を実施。
すると生徒たちから1人の化学教師が怪しいと聞く。早速その教師を探すが、生徒思いの教師で、爆弾を仕掛けるようには思えなかった。
爆弾魔の可能性も狭まり、調査はますます行き詰まった。
一体なぜ爆発したのか?そのとき、ある一つの突破アイデアを思いついた。
それは、学校の地中から、「天然ガス」が出ている可能性だった。この学校は埋立地に建てられたもの。かつて海だった時に海底にガスが存在している可能性や、埋立時に使われた廃棄物が分解される際に発生するガスが地中に溜まっている可能性があったのだ。
警官がガス検知器を持ってトイレを調べてみると、検知器が反応。天然ガスが出ていることが分かった。そのガスが、トイレの下水管などの配管と土の隙間から地上に漏れ出し、トイレ内のガス濃度が高まった結果、電気をつけたことにより引火し、爆発を引き起こしたのだ。
天然ガスの漏出による事故は年に2回ほど起きると専門家も解説。ガス検知器をつけ、危険時にはアラームを鳴らす対策が有効だという。
爆発の原因を突き止めた見事な突破劇であった。 ■最新話無料配信中!放送を見逃した方はTVerで
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