今年は何がブレイク? 令和の年明けにバズりそうな人気スイーツ3選

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昨年はタピオカ入りのドリンクを飲む、もしくは食べる行為を指す「タピる」が、新語・流行語大賞にノミネートされた。今も都内を歩けばあちこちに専門店があり、流行の移り変わりが早いスイーツ業界においても、引き続き注目を集めている。

東京オリンピックが開催される2020年、タピオカに続いてブレイクするスイーツは何か?令和初の年明けとともに見えてきた、人気スイーツを3つ紹介する。

"レトロ甘かた"でスイーツ好きの話題をさらう固めのプリン


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昨年末あたりから話題になり、今年は本格ブレイクすると噂されているのが"固めのプリン"だ。これまではとろける食感のものが人気だったが、固めのプリンの魅力とは一体何なのだろう?

プリンといえば、代々木上原にスイーツ好きから注目される専門店『POPOCATE』がある。この店でもプリンの食感にこだわり、固めの「POPOかた」(税込464円)、柔らかい「POPOやわ」(税込464円)を提供しているので、実際に食べ比べてみた。

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「POPOかた」を食べてみると、口の中でプルンと感じる程度の固さ。あくまでプリンなのでガチガチというわけではなく、最終的には口の中で溶けていく。一般的な柔らかさの「POPOやわ」と比べると、「POPOかた」は甘みやコクがゆっくりと、「POPOやわ」は口に入れた瞬間に広がるといった感じだろうか。

昔のプリンの記憶がある筆者にとって、「POPOかた」はある種のノスタルジックさも感じられた。味は同じでも、ここまで食感が違うと、まったく別物のスイーツを食べている印象になるので、好みの問題も大きいだろう。しっかりとした食べ応えに、ハマる人はハマりそう。とろけるプリンにマンネリ感を感じているなら、ぜひ一度食べてみることをオススメする。

なお、『POPOCATE』では「POPOかた」にハチミツを加えた、「POPOプレミアム」(税込626円)も販売している。こちらはほのかな甘みによって、よりリッチな味わいになったという印象。個人的には「POPOかた」よりも、より昔ながらのプリンの味に近づいたと思う。最近ではレトロ愛好者も増えているが、彼らをも巻き込んで一大ブームになっていくのかもしれない。

『POPOCATE』
住所:東京都渋谷区元代々木町23-4
定休日:月・火曜日
営業時間:12:00~19:00(日祝 11:00~18:00)
TEL&FAX:03-5738-8533

韓国カフェ文化が生んだライジングスター、"太ったマカロン"ことトゥンカロン


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スイーツやB級グルメ界隈を牽引するアジアンフード。昨年は韓国発祥のハッドグ大いにバズったが、今年は"太ったマカロン"こと「トゥンカロン」がブレイク候補となっている。

最近では若い女性の間で、ファッションやコスメなどの韓国カルチャーが定着しており、韓国のカフェ文化への関心も高まっている。その中で、トゥンカロンのような韓国のカフェスイーツにも注目が集まっているというわけだ。原宿には昨年オープンした「MUUN SEOUL」をはじめ、いくつかの専門店が軒を連ねている。

通常のマカロンより厚みを増して、味も、見た目のポップさもボリュームアップしているトゥンカロン。「MUUN SEOUL」の店員さんに話を聞いてみたところ、こちらのトゥンカロンの特徴は、もっちりとした生地。前日から12時間ほど寝かせることで、他にはない独特の食感を実現しているという。

ちなみにテイクアウトの場合は、冷蔵庫で15~30分ほど冷やしてから食べるのが、美味しく頂くコツだとか。流行の最先端をいく最新スイーツが気になるなら、今マストで体験しておくべきスイーツだ。

『MUUN SEOUL』
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目27−15 FLAG F1
営業時間:12:00~19:00

「チーズケーキを飲んでいるみたい」と話題の自家製チーズティー


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東京では恵比寿、新宿、表参道、池袋、吉祥寺などに店を構える、ティースタンドの『comma tea』。この店で人気を集めているのが「自家製チーズティー」だ。

チーズティーは昨年ブレイクしたタピオカミルクティーと同じく、ルーツは台湾。アジアンスイーツ好きの間で注目されており、タピオカの次のブームとなりつつある。

『comma tea』の「自家製チーズティー」(税抜600円~)は、見た目のインパクトがすごい。ジョッキに注いだビールの泡のようにフワっとした白いクリームは、クリームチーズを泡状にしたもの。チーズティー好きの間では、「飲むチーズケーキ」と呼ばれるほど濃厚だ。新鮮なクリームチーズを贅沢に使用し、岩塩を加えて甘じょっぱく仕上げている。
ベースとなる紅茶は、3種茶葉を8時間かけて抽出するブレンドストレート、アッサム・烏龍・ジャスミンをブレンドしたミルクティーの2種類。アイスと55~65度のマイルドホットをチョイスでき、タピオカの追加トッピングも可能。新旧の台湾スイーツを同時に楽しみたい人におすすめしたい一品だ。

『comma tea』

※この記事内の店舗情報は、2020年3月3日時点のものです。最新情報をご確認の上、お出かけください。

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