米NBCで現在シーズン21が放送中の『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』。1990年から20シーズン続いた本家『LAW & ORDER』と『ガンスモーク』を抜いてすでに最長寿のTVドラマとなっている本作が、さらにその記録を伸ばすことになった。米Deadlineが報じている。
レイプや性的虐待、児童ポルノや同性愛など、社会的弱者が被害者となってしまう性犯罪をNY市警の性犯罪特捜班が捜査し、様々な人物の角度から事件をリアルに描く本作。生みの親であるディック・ウルフが手掛ける『シカゴ』シリーズと同じタイミングで、更新が発表された。しかも『シカゴ』シリーズと同じく一挙に3シーズンの製作が決まり、捜査官たちの闘いは24シーズンまで続くことに。
1999年より始まった同シーズンでシリーズ第1話から主人公オリビア・ベンソン捜査官を演じてきたマリスカ・ハージティ。放送中のシーズン21で、ジェームズ・アーネス（『ガンスモーク』のマット・ディロン保安官役）とケルシー・グラマー（『Cheers（原題）』と『そりゃないぜ!? フレイジャー』のフレイジャー・クレイン役）を抜き、最も長く登場しているキャラクターという称号を手にしている。
なお、今年1月に56歳となったマリスカは、ここ数年間は一年ごとに契約を延長しており、新たな3シーズン分の契約はまだ結んでいないようだ。しかし、今回の発表を受けてSNSに投稿したメッセージの中で「21シーズン、そしてさらなる3シーズンへ向けて進んでいくわよ」と述べているため、続投するものと考えていいだろう。
各シーズンが20話前後の構成である同作は、本国アメリカで2月27日（木）に通算474話が放送されているため、シーズン22でおそらく500話に到達し、シーズン24でトータル550話に届くことも十分ありそうだ。
『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』はシーズン20がFOXにて放送中。（海外ドラマNAVI）
Photo:『LAW & ORDER：性犯罪特捜班』
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