“おもてなし”ならぬ“おもて無(なし)”
飲食業界において、2020年は“おもて無グルメ”がトレンドになるのではないかと予測されています(※RECRUIT発表)。一般的な“おもてなし”と一体何が違うのか調査しました!
高級料理がこの値段⁉
高級料理を格安で味わうことができると評判の“おもて無グルメ”。
東京・世田谷区にあるフレンチのお店「トキオプラージュ・ルナティック」では、「牛フィレのステーキフォアグラのせ」を1500円(税別)でいただくことができます。
一般的なお店で食べた場合、具材やクオリティを考えると4000円ほどする一品。
何故このようなリーズナブルな値段でフレンチが食べられるのか?それは、なんとこのお店では、注文・配膳・片付けなどをお客さんがセルフサービスで行うからなのです。
実は“おもて無グルメ”とは、“おもてなし”(食事以外のサービス)を簡略化し、高級食材を使ったおいしい料理を安く提供するというもの。
同じように“おもて無グルメ”に取り組む東京・高円寺の焼肉店「焼肉じょんじょん」では、メニューがない代わりに、QRコードを自身のスマートフォンで読み込んで注文を行います。
飲み物は店内にある自動販売機で購入するシステムで、さらに…
飲み放題を注文した場合は、約20種類のお酒が入ったクーラーボックスが席に運ばれてきます。
こうした“おもて無”の効果もあって、一般的なお店では1人前4000円ほどのA5ランクの黒毛和牛盛り合わせが2480円(税別)で食べられるなど、破格で高級焼き肉が楽しめます。
2020年注目されている“おもて無グルメ”。どのように広がりを見せていくのか楽しみですね!
お店情報
トキオプラージュ・ルナティック
住所:世田谷区玉川1丁目1−4
住所:世田谷区玉川1丁目1−4
焼肉じょんじょん
住所:杉並区高円寺北3丁目17−1 オークビル高円寺 1階
住所:杉並区高円寺北3丁目17−1 オークビル高円寺 1階
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