東京・渋谷区の「代官山ハイライフ ポーク テーブル」は、ハーブや麦を食べさせた日本人向けの三元豚カナダポークを輸入し提供している専門店です。
TPP発効前は4.3%だった豚肉の関税が、2019年には1.9%まで引き下げられました。店を手掛けるハイライフ ポーク ジャパンは、カナダポークの輸入量を2018年比で10%増やしたといいます。「TPPの効果はあった。生産コストがカナダのほうが約3分の1安いので、国産豚肉と同等の品質のものでも約3割安く提供できる」とシニアアカウントマネージャーの佐藤善紀さん。
渋谷区のスーパーでは、豚肉エリアの半分弱をカナダ産が占めていました。ロースの切り身100グラムあたりの値段は、国産248円に対してカナダ産は168円。
今後、日米貿易協定が承認されれば、アメリカ産の関税もTPP加盟国と同じ水準まで引き下げられるため、競争激化による消費者への恩恵が期待できそうです。
『国産より3割安い カナダ産ポーク』動画はこちら
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年11月29日放送)の内容を配信用に再構成したものです
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(C)テレビ東京
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