スマホが睡眠の質を落とす?
寝る前のスマホが良くないのは、スマホからブルーライトが多く発生しているからです。ブルーライトを浴びると、脳の中で作られる眠りを促す物質「メラトニン」が減少。
そのため、寝る前にスマホを使うと睡眠が浅くなり、眠りの質が低下。
“使った時”と“使っていない時”を比較すると、疲れの取れ方や目覚めのすっきり感に大きな差がついてしまいます。
睡眠の質も寝起きも差がつく
寝る直前までスマホを使った場合、入眠直後は浅い眠りを繰り返し、ようやく眠りが深くなったところで起床時間を迎えます。
いっぽう、睡眠の1時間前からスマホを使わないで寝た時は、入眠直後から「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い眠りに。
※青の線が寝る直前までスマホを使った場合。赤の線が睡眠の1時間前からスマホを使わないで寝た場合。
入眠直後のノンレム睡眠により、脳の中で成長ホルモンがしっかり分泌されるのは、身体にとって良いことです。寝る前のスマホをやめたことで、睡眠の質が改善したといえます。
さらに、入眠直後の眠りが深くなり疲れが取れたことで、「寝起きが良くなる」という好影響も。
ノンレム睡眠に入ったあと、朝方にかけて眠りが浅くなっていくため、朝すっきりと目覚めることができます。
どうしても使いたい時は…
それでも、寝る前にどうしてもスマホを使いたい時は、ブルーライト対策を忘れずに。
スマホには「ナイトシフト」という機能があり、この機能を使えばブルーライトを軽減することができます。
また、ブルーライトカット用のメガネをかけるという手もあります。うまく活用して、ブルーライトを浴びすぎないようにしましょう。
寝てもなかなか疲れが取れないと感じている方や、眠りが浅いような気がするという方は、寝る前のスマホをやめるか、ブルーライト対策を試してみてください。
ちょっと気になる“差”を徹底調査
この差って何ですか?
(TBS系列火曜よる7時~)