本作は、せつない京都青春群像を描いた第3弾。陶芸家見習いの釉子役にあたらしく吉岡を迎え、庭師見習いの幸太郎(林)、板前見習いの甚(矢本)、パン職人見習いの葉菜(趣里)、農家見習いでワケありな影を持つ鋭二(毎熊)、それぞれのひと夏を描く。
幻想的な宵山(よいやま)、荘厳な山鉾(やまほこ)巡行でクライマックスを迎える祇園祭は、熱き青春の恋の舞台。番組では、今年1150年の節目を迎える祭を完全ドキュメント。ドラマとドキュメンタリー、虚と実を行き来しながら、若者たちの愛と涙が祇園祭の熱気の中で交錯する。
幸太郎は今日も庭師修業中だが、祇園囃子に心浮かれて身が入らず駆け足でお囃子の練習へと向かっていく。甚は憧れの人への思いを込め伝統の太鼓をたたくことに。祇園祭は八坂神社の祭で34ある山鉾の中でも囃子方をもっている町は限られており、そこには深い歴史と支える人々の熱い思いがある。
ドキュメント編では、菊水鉾のお囃子の裏話や、200年近く途絶えていたが復活を目指す鷹山を紹介する。
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