遊園地での立てこもり事件の突破劇では、あの人気警官たちが総出演！巡査役をEXITの兼近大樹、ハナコの岡部大、四千頭身の後藤拓実、あばれる君、木下彩音が、また、指令官役をサンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが演じた。
さらに、遊園地スタッフをEXITのりんたろー。が、通りすがりの一般人役をハナコの菊田竜大が演じた。
ある日のお昼、ナイフを持った男が遊園地で目撃されたと通報が入った。警官たちは急いで遊園地へと向かい、事情聴取を始めた。風船を売っていたスタッフの証言によると、突然ぶつかってきた男がナイフを持っており、追いかけたが見失ってしまったという。
3人の警官たちは遊園地の見回りを始めた。そのとき、怪しい男が女の子を連れ去り売店に入っていった。
男は女の子にナイフを突きつけ、人質として立てこもりをはじめたのだ。周りは騒然とし、被害者の家族は警察の元に泣きつく。
まずは犯人がなにを目的としているか、遊園地のスタッフのふりをして要求を聞き出すことに。
男の要求は、身代金一千万円、逃走用の車、そして銃だった。
「幸せそうなやつらを見るとムカつくんだよ！」と叫ぶ犯人の、場当たり的で無計画、かつ支離滅裂な行動。突発的な犯行と思われるが、要求をのまなければ子どもの命が危ない。
一体どうしたらいいのか…？と、そのときあるアイデアが閃いた。
警官は「約束のものを用意した」と、銃と弾を別々に犯人に渡した。逃走用の車と、金も車の後部座席に積んであると告げる。
銃を手にした犯人。弾をこめようとナイフを手放したそのとき、女の子が犯人から離れた。そして、装弾に手間取る間に、警官が突撃!
しかしその瞬間、興奮した犯人が警官に向かい引き金を引いた！
が、弾は出ない。あっけにとられた犯人を警官が押さえ込み、ついに取り押さえた。そして、女の子も無事に保護された。
この作戦は、見た目は本物と同じだが演習や威嚇のために使用される弾丸の入っていない「空砲」を渡すことだった。仮に撃たれても、煙と音が出るだけなので被害はない。
犯人が銃に慣れていないことを利用し、空砲を渡して隙をついた見事な突破劇であった。
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