【第96回箱根駅伝ダイジェスト記事】独走状態のヴィンセントが区間記録を上回る

取得元:

3区は右に富士山、左に相模湾を望む風光明媚なコース。しかし海からの風と、昇ってきた太陽が選手の体力を奪い、苦しめるコースとなっている。


先頭は青山学院の主将を務める鈴木、その後ろに早稲田大の1年生井川が続く。13位の駒澤大はスーパールーキー田澤が走る。


7.7キロ地点では國學院大・青木が井川を抜き2位に浮上し先頭との差は17秒差、帝京大・遠藤と東海大・西川で4位集団を形成、その後ろに6位東京国際大・ヴィンセント。


9キロ地点を鈴木が24分57秒で通過、区間新記録ペースで走るも11キロ地点でヴィンセントが鈴木を抜き、東京国際大が首位に浮上。スーパールーキー田澤は7位にまで順位を上げる。

 

東京国際大・ヴィンセント、青山学院・鈴木、國學院大・青木、帝京大・遠藤、東海大・西川の順で茅ヶ崎を通過。早稲田大・井川は6位。

 

17キロを過ぎた地点でヴィンセントは独走状態。後続との差を広げていく。18キロに迫る鈴木の後ろを青木が捉えた。日差しも出てきて気温も上がっており、鈴木は苦しそうな表情を浮かべる。湘南橋を渡り終え、19キロ手前で青木と鈴木がついに並走。青木はそのままの勢いで鈴木を抜き去った。
一方、スーパールーキー田澤が18キロ過ぎに前方を走っていた井川を抜き、7人抜きを達成。6位に順位を上げた。

 

独走状態のヴィンセントが区間記録を大幅に上回る59分25秒を達成し、襷をつなぐ。
熾烈な2位争いで鈴木が青木を抜き返し、2位で飛び込んだ青山学院はトップとの差が1分21秒。3位は國學院大、4位は帝京大学、5位は東海大学となった。
スーパールーキー田澤は6位で襷をつないだ。
 

関連リンク
【往路まとめ】4位までが往路新記録となったスピード駅伝、往路優勝は青山学院!

【2区まとめ】エース区間は青山学院がトップで襷リレー!

【1区まとめ】創価大がはじめてトップで襷リレー!

 

関連記事:

    None Found