スタジオゲストの鑑定依頼人は、浦和レッドダイヤモンズの黄金時代を支えた坪井慶介。浦和レッズといえば、サポーターが熱心すぎることで知られる。「負けて町でごはんなんて食べていたら、『飯食ってんじゃねぇよ!』(と言われた)。飯は食わせて」と、気苦労も多かったよう。サポーターを「一緒に戦ってるっていう。負けたら一緒に落ち込むし、勝ったら一緒に喜ぶしっていうのは、良い部分じゃないですかね」と懐かしんだ。
坪井の依頼品は「木戸孝允の書」。古い物の収集癖があった祖父の持ち物だ。実家は岐阜県中津川市で、桂小五郎(木戸孝允の前名)の隠れ家があったらしく、そのときの書ではないかと予想する。本人評価額は「50万円」。それに対する鑑定結果に、坪井は膝から崩れ落ちて動けない。その姿を司会の今田耕司は「ドーハの悲劇を思いだすような」とたとえて、スタジオメンバーを笑わせた。顔を上げた坪井は呆然としながら、鑑定にあたった鑑定した増田孝にむかって「ほんとうですか?」と問いかけて……。
続いて、富山県から来た男性の依頼品は「古染付の向付 5客」。一部がはげて良品ではなくなっているが「調べたところ、上に掛けた釉薬がはがれて虫食いになった。それを当時の茶人がおもしろいと。それで評価されたって(聞いた)」と、説明する。ところどころがはげ落ちている物は中国・明王朝末期「古染付」と呼ばれた。当時は精緻で優美な名品が次々と作られ、白を青が織りなす鮮やかな対比が人々を魅了したという。
男性は「母からは『売れば家が一軒買える』と(言われている)」と自信をみなぎらせ、本人評価額は「100万円」と強気。それに対して、鑑定士は「本物、間違いございません」と認め、鑑定結果の理由を語った。
次回は3月19日に放送される。
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