冒頭トークで、高橋と銭湯でちょくちょく会っているという児玉は、以前高橋から「ボディーソープを桶で泡立ててからその泡で体を洗う」という手順を教わり、いまでも実践していることを明かす。相方の赤羽も“茂雄流”で洗っているそうで、「自分たちくらいの世代の芸人は、ほぼ茂雄流です」と報告し、高橋を笑わせた。
芸歴20年という2人を前に、高橋は聞きたいことがたくさんあるようで「サウナの後に水風呂に入ったら最年長王者のダシが出そう」と期待に胸を膨らませる。
幼少期から近所同士で仲が良く、吉本の養成所・NSCに入るのも一緒だった2人は、入学後「むちゃくちゃ仲良くなった」芸人の滝野元気を迎えてトリオ「ガッチャ」を結成。NSCを首席で卒業し、ルミネtheよしもとの舞台からデビューする“エリート”ぶりを発揮するが、わずか半年後に児玉と赤羽が離脱する形で解散。その後松橋周太呂を迎えて「ジューシーズ」を結成し、深夜番組のレギュラーに抜擢されるなどトリオブームの一端を担う。
「『売れかけ』まで行った」というほどトリオの活動は順調だったものの「（松橋のことが）怖くなっちゃって」と児玉。友達の延長上で自分たちの思う面白さを分かち合いたい2人に対してストイックに笑いを追究する松橋とのすれ違いが大きくなり、レギュラー番組終了のタイミングで9年続いた「ジューシーズ」は解散する。
2人はトリオ解散の様子を振り返りながら「（口では）『そっかぁ……』って言いましたけど、心の中では『よぉぉっし!!』って」と大きくガッツポーズ。赤羽は「コンビになってすごく楽しくなりました、お笑いが」と語り、児玉も「すっごい言われてますもん。『サルゴリラ』になってから明るくなったね、みたいな」と同意する。
「やっぱり2人の好きな（お笑いのタイプ）が似てるんで、それをできるのが（嬉しかった）」と赤羽。それを聞いて高橋も「（人に）作ってもらったネタやるより、自分らのおもろいって思うものを出せるっていう喜びのほうに（気持ちが）勝っていくんや」と納得していた。
次回3月16日放送では、グラビアアイドルの岸明日香をゲストに迎える。
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