『呪術廻戦』「ジャンプフェスタ2024」イベントレポート!榎木淳弥らファンへ感謝のメッセージ

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12月16日(土)に幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2024」に、大人気TVアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」(MBS/TBS系、毎週木曜23:56~)の主要キャストである榎木淳弥(虎杖悠仁役)、内田雄馬(伏黒恵役)、中村悠一(五条悟役)、諏訪部順一(両面宿儺役)らキャスト陣が登壇し、トークを展開。この度イベントレポートが到着した。

『呪術廻戦』は、「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の芥見下々による同名コミックが原作で、2024年1月4日(木)発売の25巻をもってシリーズ累計発行部数9000万部(デジタル版含む)を突破する人気作品。“呪い”がテーマとなっており、人間の負の感情から生まれた“呪霊”と、それを祓うために立ち向かう“呪術師”との戦いを描いた物語で、2020年10月から2021年3月まで放送されたTVアニメ第1期では、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。その第1期から続く物語「渋谷事変」は、10月31日のハロウィンで賑わう渋谷駅周辺を舞台に、呪術師と、呪詛師・呪霊たちがかつてない大規模な闘いが描かれる。

イベントでは、クライマックスに向けて大きな盛り上がりを見せるTVアニメの振り返りトークや、生アフレコを行う原画ライブに加え、作品に関連する様々な最新情報が発表された。

ステージはオープニング特別ムービーで幕を開け、原作コミックスより、これまでの物語の流れを振り返るような迫力にあふれるシーンを収めた映像に音楽が重なり、さらに呪具と称して観客に配られた様々な色に光る「ジャンフェスリング」の効果で、映像、音、光の一体感あふれる演出が会場を包んだ。

最初のコーナーとなる「いよいよクライマックス アニメ『呪術廻戦』スペシャル」では、現在放送中のTVアニメについて、キャスト陣がこれまでの物語の印象についてトークを展開。内田は「懐玉・玉折」を振り返り、伏黒恵の父親で、圧倒的な力と存在感を見せつけた伏黒甚爾について、「映像ですごく膨らませていて、甚爾がフィジカルギフテッドの本領を発揮していて凄かった」と印象を語った。そして、続く「渋谷事変」では、漏瑚や魔虚羅との激突で、渋谷の街を壊滅状態に追い込んだ両面宿儺について、諏訪部が「久々の登場となりましたが、演じていてとても楽しかったです。渋谷の街を訪れるたびに罪の意識にさいなまれます」と冗談を交えながら振り返った。

また、これまで放送されたTVアニメ第2期より、キャスト陣それぞれが印象に残ったシーンを挙げ、そのシーンに四文字でタイトルを名付けるコーナーも行われた。中村は、第25話「懐玉」より、五条と夏油がバスケしながら会話するシーンを紹介。原作をさらに膨らませたキャラクターの動きや表情に「原作拡張」とタイトルを付け、「原作の余白の部分を想像して映像に織り込んでくる。作品へのスタッフの愛情を感じていて、ここがアニメ『呪術廻戦』の好きなところです」と。

榎木は「逆転音楽」とタイトルを発表し、第37話「赫鱗」より、虎杖と脹相のバトルシーンを選び、「第1期で釘崎と共闘し勝った時の音楽を使っていて、今回は勝ったと見せかけて、それを裏切る音楽の使い方をしていました。シーンとしては結果がこうなると分かっているはずなのに、音の使い方で予想を裏切るのが面白いと思います」とコメント。

内田は第40話「霹靂」の伏黒親子のバトルシーンを紹介。「超超超速」とタイトルを名付け、「スピード感のあるバトルシーンの緩急があり、何が目の前で起こっているのか分からないような凄まじい展開の後、甚爾とのシーンのような静かなシーンがあるのが面白いです」と語り、諏訪部も同じく第40話より、両面宿儺と漏瑚とのシーンを挙げ、「宿儺先生」とタイトルを付け、「アクションシーンの見どころもたくさんあるが、静かに語るようなところも良いなと。一旦落としてから持ちあげるコーチングはモチベーションアップにつながる。素晴らしい先生だなと思います」とコメントした。

ステージではさらに、「渋谷事変」以降、激動の展開を迎えている原作について、キャスト陣が生アフレコを行う「原作はさらなる衝撃展開!先取り原画ライブ」も行われた。虎杖と伏黒、両面宿儺と伏黒、そして五条らが登場し、スクリーンに映し出される迫力の原画にあわせて、キャスト陣が臨場感たっぷりにシーンを演じた。

また、原作の芥見下々先生によるメッセージも公開となり、2024年夏、渋谷ヒカリエでの原作の展覧会「芥見下々『呪術廻戦』展」の開催が告知されたり、2024年1月4日に発売となる原作コミックス『呪術廻戦』第25巻の表紙の初お披露目されたり、上演中の舞台『呪術廻戦』より、虎杖役・佐藤流司のコメントムービーが公開されたり、来年2月に発売となる家庭用ゲームの最新情報や、「アニメーション呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦 0編』」の今後の開催情報も紹介された。

大きな盛り上がりを見せたステージはあっという間に終演の時間に。最後に、キャスト陣一人ひとりより、ファンへの感謝のメッセージが贈られ、ステージは大盛況で幕を閉じた。

<キャストコメント紹介>
榎木:アニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」もあと数話というところです。頑張ってアフレコさせて頂きましたので、最後まで見て、応援していただければ、アニメでこの先の続きも観られるかもしれません。ぜひ宜しくお願いします。

内田:アニメの方も、もうそろそろ最終回のクライマックスで、この先は、進めば進むほど過酷な展開になっていきますが、このまま最後まで走り続けたいと思います。今後もどうぞ応援を宜しくお願いいたします。

中村:アニメは残すところわずかで、最後まで盛り上がって頂きたいです。週刊連載で読んでいる原作はなかなか大変なことになっていますが、これからどんな風に物語が進むのか皆さんに楽しんで頂きたいです。

諏訪部:原作はクライマックスとのことですが、アニメの「渋谷事変」もクライマックスです。それぞれどのように結末が描かれるのかわかりませんが、引き続き応援を宜しくお願いいたします。

なお、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第25話「懐玉」、第45話「変身」が期間限定無料配信中だ。

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