5000万円の結婚詐欺に遭った銀座のママが「100万円」の絵画を鑑定依頼

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11月7日に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜20:54~)で、京都の芸妓から銀座に転身したオーナーママが波乱の人生を語った。

「第4回 銀座のクラブのママさん大会」ではコーナー司会を石田靖が務め、ゲストコメンテーターはドラァグクイーンのナジャ・グランディーバ。「クラブ予詩」のオーナーママは、元京都の芸妓。15年前に銀座のホステスに転身し、7年前に店を持った。芸妓だった彼女が銀座に来た理由は、結婚詐欺に遭ったから。婚約した実業家の男性から借金を申し込まれ、貸した3日後に行方をくらまされ、父に借りた借金を返済するためだった。借金額は5000万円だったが、7年後に男性から事業が軌道に乗ったことで返済してもらえたという。

そんなママのお宝は「ポール・セザンヌのリトグラフ」。7年前にクラブをオープンした際に購入したが「いろいろまとめて買ったんですよ、店に飾るものを。10万円だったのか100万円だったのかわかんない」と記憶があいまい。本人評価額は「100万円」だが、画廊経営者の鑑定士はタイトルが「水浴」、1890年代後半の作品で本物であると鑑定して……。

続いて「クラブNanae」のオーナーママは、25歳で銀座デビュー。7軒のクラブを渡り歩いたのちに、自分の店を持った。銀座の現役ママとしては初となるYouTuberになり、ホステス御用達のフラワーおはぎ専門店も経営。今月には、都内渋谷で宮迫博之とオムライス専門店もオープンする。

鑑定依頼品は「カルティエの腕時計」。ブレスレッドやケースは18金で、そこにダイヤモンドとルビーがあしらわれている。「お客さまからだいぶ前にいただいたんですよ」と言うが、当時はさまざまな客から色々なものを贈呈されたため、箱や保証書はない。これまででいちばん高価だった贈り物は、リボンが巻かれた高級外車のベンツだったという。本人評価額は「1500万円」。それに対する鑑定額に、ママは「中途半端ですね」と厳しいコメントをした。

次回は11月14日に放送される。

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