本番組は、多趣味で凝り性、独身時代を存分に謳歌し、現在もいろいろな番組でMCをこなすなど超売れっ子芸能人である千原、矢作、DAIGOの3人が「PAPAPA団」を結成し、「おもちゃ、どれぐらい買ってあげてる?」「子供をどう叱っている?」など、秘密のパパ談議を番組内で行う情報バラエティ。
40歳を超え、3人が現在夢中になっている「我が子の子育て」について持論や経験談を紹介し合うほか、3人が「子育てで感じている本音を“ママたち”はどう感じる?」をテーマに、世間のママへの街頭インタビューや、SPママゲストともトークを行い、“パパだけではなく、家族で子育てを楽しむ”ヒントを探っていく。
子育てをし始めて変化したこと
――まず番組の収録を終えての感想を教えてください
DAIGO:最初に思ったのは、KRIですね。
千原・矢作:(笑)。
矢作:いきなりきます? 後半にやるんじゃないのそれは。
DAIGO:(K)この番組、(R)レギュラー、(I)いける(笑)。
矢作:手応え掴んだみたいですね(笑)。
DAIGO:パパ3人でトークというのがすごく楽しかったし、いろいろな情報を得られました。すごくためになったし、無駄な時間が1秒もなかったです。
矢作:自分がパパをやっていて、きちんとやれているかわからないところがあるんですが、みんなちゃんとやってるんだなと改めて思いました。僕もやっているつもりだったけど全然普通だったなって(笑)。
千原:普段、こういう会話をする機会が全くないから、今日はいろいろ持って帰れるものができたなと思いました。教育方針やグッズなど、なるほどなって。(DAIGOの方を見ながらら)CTKでしたね。
矢作・DAIGO:ジュニアさんもそれやる?(笑)。
千原:(C)ちょい(T)照れ(K)くさい(笑)。
――よく子供ができると人生の主人公が自分から子供に移ると聞きますが、子育てをしていてそういう実感はありますか?
矢作:俳優の世界に例えれば、主人公でやってきた大御所の人が晩年になっておじいちゃん役をやり始めるような感じがありますね。ちゃんとまだ自分も主人公でやりたいけど、まあ譲るよみたいな。
DAIGO:間違いなくそうです。子供中心になったことは確かです。
矢作:でも、ジュニアさんはまだ主人公を維持してますよね(笑)。
千原:うちは奥さんと奥さんのご両親がやってくれてるからやと思う。「あんたがご飯食べれてるのは誰のおかげや」って思ってくれてるんだと思う。だからトーク番組とか、(子供の目を気にせず)何を言ってもOK。
矢作:ジュニアさんじゃなくて奥さんがすごいのかな(笑)。
――番組収録に出てきたエピソードやグッズを見て、ご自身でも家で実際にしてみたくなった内容はありましたか?
DAIGO:矢作さんが使っていると言ってた「抱っこ紐」はよかったですね。
矢作:あ、そう? じゃあ送るよ。
DAIGO:マジっすか? 来年うち生まれたらお願いします!
千原:僕も矢作さんの使っていたジェット機に持ち込める(便利な)トランクケース。あれは海外に行くときに使えるなと思いましたよ。
矢作:嬉しいな。自分の持ってきたものを喜んでもらえて(笑)。
――3人が世の中に伝えたい、“パパ”として大切なことはありますか?
千原:一緒におもしろがる、楽しむということですね。
矢作:笑うっていうことは大切ですよね。
DAIGO:僕は料理番組をやっているんですけど、娘は僕のことを料理する人だと思っているんです(笑)。本職がそっちだと思っているみたいなので、娘のために料理もパパとして頑張っていきたいなと思っています(笑)。
――子供に対して、自分の影響が出ているなと感じる部分はありますか?
千原:僕に似て乗り物は好きですね。バイクとか。もともとバイクや乗り物が家になかったらまた変わっているとは思うんですけど。あと、現時点で子供が一番見ている時間が多いスポーツはボクシングです。それも親の影響だと思います。
矢作:そういうの見せると真似して叩いてきません?
千原:それはたぶんうちの奥さんが「あかん」ってやってる。
矢作:うちはね、すぐに飛び降りる癖があるんですよ。だから怪我ばっかりしてて……それが僕とちょっと似てます。最近は、パルクールにハマっているので、ちょっと心配です。
千原:それでいうと、うちはめちゃくちゃビビり。そういうの絶対ダメ。全く僕と一緒。怖がりですね。
DAIGO:うちは歌が好き。僕よりいい声してる。歌手になるとかでなくて、歌が好きなのはいいなって。最近、うぃっしゅ!をしたり、アルファベットも言い始めたりして。PMKみたいなこと言い出すんです。「PMK?」って聞いたら、「戦うよ」って……DAI語になっていないんです(笑)。なんとなく真似しだしたりしてるのでそれも自分の遺伝子なのかなと思います。
千原・矢作:可愛いなぁ。
子供に引き継いでいきたい親からの教えは?
――第一子誕生の時はパパとしてどんな風に子育てのための情報収集をされていたんですか?
千原:うちはほぼ奥さんが情報収集していましたね。
矢作:それに関しては本当に奥さんですね。怒られたりもしましたよ。たまには自分で調べたりしようとしないのって(笑)。奥さんに任せっきりだったのが、生まれてからは自覚が出て、自分でも調べたりするようになりました。
DAIGO:自分はアプリなどで情報収集していました。赤ちゃんの情報などをアプリで調べたりして、こういう時期だからケアしたほうがいいかななど……。
――最近、子供を見ていて驚いたことはありますか?
矢作:学校に行く時にちょっと行きたくないモードが出てきました。車で学校まで送って去り際に寂しくなって泣いたり。だから逆に車の中で「今日泣く日?」って聞いたりするんです。そしたら「今日、泣かないなぁ」って。
千原:可愛いなぁ(笑)。
矢作:泣く泣かないをちゃんと予告してくれるようになりました。びっくりですよ。泣いた時はぎゅっとしてあげて。でもそれでもちゃんと学校には行きますよ。
千原:うちはちょっと前に幼稚園で親の名前を言い合うみたいなんがあったらしいんですけど、「ジュニアさんです」って言ったらしいです。それで僕の下の名前をちゃんと知らんのやなってわかったんです。僕の名前ジュニアさんやと思ってるんです。
DAIGO:間違えてはいないですよね。
千原:だからちゃんと教えました。本名を(笑)。
DAIGO:うちは今、妻が第二子を授かっているんですが、娘が「私のお腹の中には妹がいる」って言い出したんです。ママにいるなら私にもいると思っているみたいで、どう返せばいいかなって……。
矢作:魂だけいるっていうことですね。不思議な話ですね。
――みなさんが幼少期の頃に両親に言われたことの中で、子供に教えとして引き継いでいきたいことはありますか?
千原:うちの父は真面目だったんです。小さい頃、車を買い替える時に「ルーフが開くやつ。絶対これ」って言ってたら普通のルーフのない車を買ってきてがっかりしたことがあったんです。
なので、逆に子供の遊び心に付き合ってあげる親でありたいなって思うようになりました。コンビニに行く時に、急に「今日は違うコンビニに行きたい」とか言い出しても、ちょっと面倒臭くても付き合ってあげようって。
矢作:僕もそうしよう(笑)。そんな小さい頃のこと覚えているってことはやっぱりやったほうがいいんだろうね。
うちは矢作家に代々伝わる言葉があって「人にやったことは忘れて、されたことは忘れちゃダメよ」って。それを子供の頃に言われてまだ覚えているから、やっぱり自分の子供にも伝えたほうがいいんだろうなと思っています。まだ小さいからその言葉の意味はなかなか理解できないだろうけど。
DAIGO:親にやってもらったことでは、親が毎日のご飯を作ってくれていたわけで、今自分が作ってあげる立場になりましたが、娘が食べないこともあるんです。仕方ないとわかってはいるんですが、結構ショックで。
僕自身、親のご飯ができる5分前にお菓子2袋を食べることもあったので、逆に自分が親にしていたことを思い出して、申し訳ないと思うようになりました。そういうことは娘にも教えていきたいなって。改めて親のありがたみを感じました。
取材・文:名鹿祥史
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