コカドケンタロウ(ロッチ)が訪れたのは、兵庫のお宅。10年前に他界した祖父が遺した金庫を見せてもらうと、高さ約55cm、横幅約30cm、奥行き約50cmと少し小ぶりなものが居間に置かれていた。その金庫にはダイヤル式と差し込み式のものが2つ設置されていたが、どちらも(暗証番号や鍵のありかが)わからないと言う。
昭和53年製造と書かれており、比較的新しい形の金庫であることがわかるが、専門家が見てみるとダイヤル式のパターン数が1億通りもあり、「鍵開け作業の最中に鍵穴が戻ったりすることもあるので、そうするともう一回ピッキングしなければならない。少し時間はかかる」とのこと。
実は祖父は、もう1つ金庫を設けていたそう。そちらの鍵は依頼人が預かっており、中には大事な書類等が入っていたという。これまで開けた金庫では、預金通帳などの書類が入っていることが多かった。今開けようとしている金庫が小ぶりなことから、今回も書類が入っているのかと思われたが、すでに別場所に保管されていたということでコカドは「何が入ってんのやろ」と期待を膨らませる。
そして、約4時間の作業の末、やっと金庫が開錠。中にはびっしりと何かが詰め込まれており、1つ1つ開封してみると、記念貨幣や記念メダル、旧札、ご祝儀、給料などが手つかずのまま入っていた。
その総額、なんと約62万円。依頼人いわく「特別なものが好きだった」という祖父。もらったお祝いを使うことなく保管し、死ぬまで大事にしてきた祖父の優しさに触れた依頼人は、そのお金を自宅の内装費用に使用したと番組で明かされていた。
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