20歳の時、父・松助が亡くなり、若くして一門を背負うことになった松也。主役のような大役を得るには、家柄の伝統や父親の存在が大きい歌舞伎界。松也は逆境の中、2009年に歌舞伎自主公演を開催するも、集客に苦労し「自分が置かれている状況を痛烈に感じた」と当時を回想する。また、歌舞伎界で大役を勝ち取るためにドラマやバラエティなどにも挑戦していったという経緯を明かした。
一門を守るため、もがき苦しむ松也だったが、2012年に舞台『ボクの四谷怪談』でヒロインに抜擢され、人生の転機が訪れる。演出家・蜷川幸雄さんによる壮絶な指導を受け、試行錯誤を繰り返した経験を振り返り「それがなかったら未だに自分は自分の枠からはみ出る様なことは出来ないでいただろう」「能力を最大限に引き出してもらった」と蜷川さんの凄さを語る。蜷川さんによって新たな一面を引き出された芝居は各方面で絶賛され、多くのオファーが舞い込むきっかけとなった。
さらに、VTRでは先輩・中村獅童が、松也の振る舞いなどは「ほぼほぼ僕のパクリです」と物申し、松也も言い返す場面もあり、まるで兄弟のような2人。獅童は自分が主宰する舞台に呼ぶなどして、自分と似た境遇である松也を気にかけているようだ。
また2021年には、10年続けた歌舞伎自主公演がファイナルを迎え、高校の同級生で大親友である生田斗真と共演。その共演の裏には「いつか自分たちが大きくなって、役者として認められるようになったら、一緒に歌舞伎をやろう」と生田と交わした青春時代の固い約束があった。松也は、生田との共演を経て「より絆が強くなった気がする」と話した。
次回は6月20日に放送。マシンガンズ、モダンタイムス、豆鉄砲が出演する。
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