線路に転落して亡くなった夫の死の真相を調べてほしいという女性が「上水流エージェンシー」にやって来る。その女性によると建設会社に勤務していた夫は、死の直前、「いつか俺は社長に殺されるかもしれない」とおびえていたという。上水流涼子(天海)は、女性の夫が勤めていた建設会社社長・八雲治(浅野和之)の車に盗聴器を仕掛け、現職の国会議員で外務副大臣・増本幸次郎(石黒賢)と会食する情報を得る。
調査を進めると、八雲と増本はODA絡みで不正を働いており、依頼人の夫は不正を告発しようとしていたことが判明。さらに、6年前にも同じ不正が行われており、貴山の父・勇作(小林隆)が不正を告発しようとしていたことが分かる。放火で母と妹を殺したのは父ではなかったことを知り、貴山は思わず涙する。
貴山の両目からスーッと流れ落ちる涙には、6年間1人で苦しんでいたことからの解放や、「父が犯人であってほしくない」という一縷の望みが叶ったこと、隠れて病院に通っていたことを知らないふりしてくれた涼子の優しさ、父がはめられたことへの悔しさなど、さまざまな感情が込められており、松下はそれらの感情を“涙の演技”で表現。涙を拭わず、書類を持つ手を震わせながら「父を殺すつもりでした」と独白するシーンに対してSNS上では、「涙なしで語れない」「心を打たれました」「号泣」といったコメントがあふれ、「#松下洸平」がトレンド入りした。
次回は5月29日に放送。涼子が誘拐事件に挑む。なお現在TVerでは、第1話や『「合理的にあり得ない」×「Mr.サンデー」SPトーク』なども配信中。
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