様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生、社会人に、「知っておいて良かった」と思える“考え方のヒント”を届ける本番組。#23では7大陸最高峰登頂を世界最年少記録(当時)し、現在は世界初のエベレストや富士山の清掃登山に精力的に取り組む、登山家の野口健が登場。「2022年ノンフィクション本大賞」にノミネートされ話題となった小林元喜著『さよなら、野口健』で、登山家としては3.5流とも評される野口健が一流の生きる力について語った。
登山に関する知識がほとんどない状態で収録に臨んだという中田は、「野口先生はすごくポップにお話されていたのですが、登山は“死”と向き合いながらするものだ、という内容が印象的でした」と率直な思いを口にする。「ご自身も死に直面したことがあり、仲間が亡くなるような経験をしながらも挑戦することが、すごい」と感想を述べた。
収録中は、そんな野口に積極的に質問する姿も見られた中田だが、「野口先生とお話できる機会なんて滅多にないので、経験や知識を得たいと思っていましたが、聞けば聞くほど、自分には絶対(登山は)無理だなと(苦笑)」と登山への本音もぽろり。
番組では、野口が登山家になるまでの経緯や引退について明かすなど、人生の岐路にも言及。一方、中田の人生の分岐点は「乃木坂46からの卒業」だといい、「野口先生が『ずっとキツい挑戦をし続けていると、それをやめたら何もなくなっちゃうんじゃないかと思った』といったお話をされていたのですが、実は私も乃木坂46の卒業を決断する前に、何もなくなってしまうのではないかと怖くなっていた部分もありました」と打ち明ける。
さらに、授業内で野口が語る「将来の自分を想像できるかどうか」という話を引き合いに、「私も『麻雀店を作ろう』と自分の未来を決めてから行動したので、あの選択は間違っていなかったのかな」と続け、「これからも、何かを選択するときには突発的に行動せずに、将来の自分が見えるかどうかをしっかり考えていけたらいいなと思いました」と、人生のヒントを得られた様子。
あらためて授業を振り返り、中田は「野口先生は高校を停学になったときに登山家になる決断をしたと聞いて、若くても『挑戦しよう』という選択ができるのだと思いました」とコメント。「どんな人でも、『自分には無理だろう』と諦めたり、『自分が何かに挑戦するなんて』と思ってしまうところがあると思いますが、きっとどこかでタイミングや巡り合わせがあって、ふっと自分の中に“湧いたもの”を掴みにいくことが大事なのかなと。やってみようかな、という気持ちを大切にしてほしいと思います。なので何かに挑戦できずにいる方や、楽しい日常を送りたいなと思っている方に見ていただきたいです」とメッセージを送った。
登山家 野口健の授業が聞ける『TVerで学ぶ!最強の時間割』#23は配信中。
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