実家の旅館に居座り続ける哲郎と、哲郎を追い出したい仲居頭の浅月桃代（檀れい）は対立を深めていく。桃代が哲郎の両親である女将と社長にこのことを報告すると迫ると、哲郎は自分が跡継ぎになったら、クビになるのは桃代のほうだと挑発。
しかし、哲郎は支配人の影島駿作（要潤）から10年前の“悪行”を暴露され、窮地に立たされてしまう。
その悪行とは、当時旅館の手伝いをしていた哲郎が送迎車で客を迎えに行ったきり、戻って来なかったというものだった。10年前のことで桃代らに追い詰められ、「出ていけばいいんだろ」と、啖呵を切って旅館を飛び出した哲郎だったが、2時間後にこっそりと帰宅。
料理長の浮野奏太（KAZMA）が留守にしていることを確認した後、哲郎は寺門・ルーシー・数子（市川実日子）らに「大変なものを見てしまったんですよ」と伝える。哲郎いわく、バレーボール部のコーチで警察官の笹原（松尾諭）にあいさつしようと立ち寄った交番で、浮野の写っている指名手配写真を見たという。
桃代が過去のニュース記事で確認したところ、浮野は地面師詐欺の容疑者として指名手配されていた。そんな中、浮野が戻って来て、真相が判明。指名手配の写真は浮野の双子の兄だということがわかり、哲郎以外の全員がほっと胸をなでおろす。しかし、哲郎は浮野に対して、兄弟であればいつか兄と同じような犯罪をする可能性があると指摘。ルーシーたちを怒らせてしまう。
そんな哲郎の言動に、ネット上では「まじでキングオブクズだな」「主人公が一番クズ」「仲野太賀クズ役やっぱりうまいなー」などの声が上がっていた。
次回、第3話は11月5日に放送。旅館に哲郎の高校の同級生だった小野（菅田将暉）が訪ねてくる。
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