本作は、有村演じる4回司法試験に落ちた崖っぷち東大卒パラリーガルの硝子(石子)と、中村演じる1回で司法試験予備試験と司法試験に合格した高卒の弁護士の羽根岡(羽男)の“石羽コンビ”が、誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む異色のリーガル・エンターテインメント。
石子、羽男、潮綿郎(さだまさし)、大庭蒼生(赤楚衛二)の活躍により、一連の放火殺人事件が解決した。それに関連づけて投資家・御子神慶(田中哲司)とも対峙。SNSを味方につけることで社会的に抹殺した。
大きな事件を解決したことで事務所も軌道にのった。そんな中、超特盛カツ丼を食べる2人。羽男は今回の事件の裁判を通して、“半人前にもなれていない”と実感したとしつつ「だけど石子さんと一緒だったら、2人前どころかそれ以上になれる感じがあってさ……。だから、これからも俺の隣にいてください」と頭を下げた。彼からの告白に「え、えー!」と言葉を失う石子。羽男は「相棒として、パラリーガルとして、これからもよろしくお願いします、って柄にもなく言おうとしたのに。なんだよ、そのリアクション。もういいよ!」とふてくされた。
石子はニヤニヤとしながら「お断りしま〜す」と一言。彼女は、羽男のおかげで、もっと依頼者の力になりたいと思ったとし、司法試験を受けることを明かした。「私も2人なら2人前以上の爆盛りになれると思っています。だから、相棒弁護士として、先生の横にいて見せますから〜」と話した。
晴れた日の司法試験当日。トラウマが頭をよぎり、会場前で一歩踏み出せない石子。そこに突然、羽男がやってきて傘を差し出す。2人は「今日も暑いっすな〜」「またですか。なんとも絶妙なタイミングでいらっしゃいましたね」と軽妙なやりとりをしたあと、羽男が「とっとと受かってこい」と背中を押す。石子は笑顔で一歩踏み出した。
ネット上では、羽男からの告白シーンに「愛おしい」「キュンとする」「(愛の)告白かと思った」との声が。傘を差し出すラストには「拍手」「最高のラスト」とのコメントがあった。
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