乃木坂46・齋藤飛鳥、秋元康が書く詞の力を語る「私の気持ちをわかってくれているのかな」

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秋元康が、9月8日に放送された『カンブリア宮殿』(テレビ東京系、毎週木曜23:06〜)の800回記念SPに出演。AKB48立ち上げのきっかけとなった原体験について語った。

番組のカメラは、乃木坂46が神宮球場で行うコンサートのリハーサルへ。メンバーの齋藤飛鳥は、初めてセンターを担当した「裸足でSummer」について、「当時の私は10代で、周りのお姉さんたちについていくことしかできず、でもセンターに立たないといけないというもどかしい気持ちが、1人の男の子の恋心に例えられている気がして。秋元さんとはほとんどお話をしたことはなかったけど、私の気持ちをわかってくれているのかなって思いました」と秋元が持つ“詞の力”について語った。

またスタジオでは、グループ立ち上げの経緯について「最初はどういった発想から……?」と司会の小池栄子にたずねられ、「僕らの世代は劇団に憧れていた」と秋元。高視聴率を叩きだしても観客の姿を直接見ることができないテレビに対し、人気公演で劇場の外に何周も行列ができる演劇の世界を見て「(観客が)目に見えるのってすごい」と感銘を受け、「テレビをやっていたからこそ、目に見える小劇団みたいなものを作りたい」と思い立ったという。

さらに、AKB48をはじめとする大人数のアイドルが人気を博す理由について、「学校のクラスみたいに、すごくスポーツができる子と、勉強ができる子と、おとなしい子がいろいろいたほうが、そのなかで(自分にとって好きな子を見つけられる)」と秋元。「修学旅行の夜に『お前、誰が好き?』と言うと、意外な人が意外な人を好きだったりするようなところから、大人数のアイドルグループが存在し始めたんだと思うんですけどね」と持論を述べた。

秋元の話に、ネット上では「勉強になる」「多種多様な場所で得た経験が活きているんだな」「あらためてスゴい人だと思った」と感心の声が上がっていた。

翌週の9月15日放送分では、秋元が世界に向けて仕掛けるアイドル戦略に密着。テレビを見なくなった若者に向けた斬新な取り組みにも迫る。この模様は22日よりTVerで配信される。

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