食べ物の品種やブランド名に関する問題では、地理担当の村瀬哲史先生が米の品種のネーミングのルールについて教えてくれた。
米の品種である「コシヒカリ」はカタカナ、「あきたこまち」はひらがなで書くのが正式なのだが、この表記には明確なルールが存在するという。
その後、熊本県の「森のくまさん」や青森県の「青天の霹靂」など、米のネーミングの幅が広がったそうだ。
「サグラダ・ファミリア」がなかなか完成しない理由は?
スペインの世界遺産「サグラダ・ファミリア」を答える問題では、「サグラダ・ファミリア」の完成までに時間がかかる理由を村瀬先生が教えてくれた。
1882年に竣工し、現在も工事中の「サグラダ・ファミリア」。その大きな理由の一つとして、明確な図面が残っていないことが挙げられるのだという。
芝居の役柄を表す「二枚目」「三枚目」という表現、「何枚目」まで存在する?
舞台などでこっけいな役を表す「三枚目」という言葉を答える問題では、尾上松也と林修先生が解説を加えてくれた。
「一枚目」は「主役・看板役者」で「二枚目」は「色男」だが、林先生によるとかつては「八枚目」まで役柄の意味が決まっていたそうだ。
「四枚目」は「芝居の中でのまとめ役」で「五枚目」は「敵役」、「六枚目」は「良い人物に見えるが実は敵役」で「七枚目」は「物語の中で最大の悪役」、そして「八枚目」には「座長」が掲示されるのが通常だったそうなので、覚えておきたい。
「読まさせていただきます」という表現、どこが間違い?
「謙譲語」という言葉を答える問題では、林先生が最近多い誤った謙譲語の使い方について教えてくれた。
「読む」の謙譲語表現は「読ませていただきます」が正しいのだが、最近多いのは「読ま“さ”せていただきます」というように“さ”が追加された“さ入れ言葉”だ。
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