『ミステリと言う勿れ』原作ファンのビッケブランカが実写化に思うこと「整くんが発する一言一句を聞き漏らしてほしくない」

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アーティストのビッケブランカが、ドラマ『ミステリと言う勿れ』への期待感を語った。
1月10日(月・祝)の21時よりスタートするドラマ『ミステリと言う勿れ』は、菅田将暉演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。累計発行部数1300万部突破した田村由美による超人気コミックが原作で、熱狂的な原作ファンも多い作品だ。

フジテレビュー!!は、かねてより原作ファンを公言しているビッケブランカにインタビュー。「ミステリと言う勿れ」との出会いから、作品の魅力、ドラマに期待することなどを聞いた。

<ビッケブランカ インタビュー>

──まずは「ミステリと言う勿れ」との出会いをお聞かせください。

僕、都市ボーイズという2 人組YouTuberの動画を見るのが好きなんです。その2人が「すごく面白い漫画がある」と紹介していたのが「ミステリと言う勿れ」。タイトルが面白いなと思って、話を聞いていたら田村先生の作品だということで、「それは絶対面白い!」と、すぐに漫画を読み始めました。

もともと妹と「BASARA」の話をよくするくらい田村先生の作品が大好きで、「ミステリと言う勿れ」も読み始めたらもう…揺るぎなく面白かったですね。いや、過去形じゃなくて、現在に至るまで面白いんです!

──田村先生の作品のどういう部分に魅力を感じていますか?

絵のタッチやストーリーの展開が好きですね。あとは、なんと言っても言葉の選び方が…なんと美しく、深いことか。そこに一番の魅力を感じています。「ミステリと言う勿れ」も、田村先生のこれまでの作品の雰囲気を引き継ぎつつ、もちろん他の作品とは違った物語の描き方、キャラクターの立たせ方をしているのでハマりましたね。

田村先生の作品は切り口も素晴らしいと思いますし、僕の中で、なんというか…“漫画”とはひとくくりにできない、総合芸術という認識なんです。言葉で表現するのが難しいのですが、抜きんでて高尚なもので、宝物のような感覚があります。
──「ミステリと言う勿れ」を読み始めたのは、いつ頃からでしょうか?

単行本の3巻が発売された頃(2018年10月)でしょうか。もうとにかく面白い作品なので、「絶対ドラマ化するだろうな」と思っていました。今言っても、後出しに聞こえるし、なんで当時ツイートしておかなかったのか…後悔しています(笑)。

──原作の面白さは、映像化しても揺らがないだろうと踏んでいたのですね。

そうなんです!だから、本当に今回のドラマ化は楽しみで。カメレオン俳優と言われている菅田将暉さんが、あのテンポ感や、普段は心を乱すことはないのに、時々とんでもないところで心を乱される整くんを、どう表現するんだろう、と。本当に楽しみです。
──菅田さん以外のキャストは、原作ファンとしていかがでしょうか。

風呂光役の(伊藤)沙莉さんもぴったり。ちょっと熱血で、でもドジっ子っぽい感じのところも見事に表現してくれそうだなと感じています。刑事の薮さんを遠藤憲一さんが演じるというのは、もう…完ぺきです!あのいかつい雰囲気は間違いなく合っているでしょうし。素晴らしいキャスティング!
池本に関しては、原作でまだ大活躍はしていないんですよね。でも、いずれ絶対に活躍する役ではあると思うんです。そんな池本の存在感を(尾上)松也さんがどう表現されるのか、気になりますね。
──「実写化してほしい!」という原作のエピソードはありますか?

記憶喪失の爆弾魔が出てくるエピソードが好きなので、映像で見てみたいですね。原作では雨の公園で整くんと爆弾魔が会話をする…という、それだけのシチュエーションなのですが、それだけでどんどん世界が広がっていくんです。その展開が秀逸なので、大好きな話の一つですね。…あの爆弾魔の役、僕が演じたいくらいです(笑)。

──では、言ってほしいセリフはありますか?

我路というキャラクターが、整くんに対して名乗るシーンがあるんです。原作では、「我路」という字がバンっと出てグッとくるというか、字の表現の面白さがあって。漫画だからこその表現の面白さがあるのですが、それを実写化したときにどうなるんだろう、と。想像するだけでわくわくしますね。
──原作ファンだからこそ、ドラマ化で楽しみにしていることは?

原作ファンとしては、ドラマがきっかけで初めて「ミステリと言う勿れ」という作品に触れる方に、整くんが発する一言一句を聞き漏らしてほしくないと思っていて。セリフ量が多いとは思いますが、実写だからこそ、整くんの言葉がより届く作品になったらいいなと、願っています。

あとは、作者が絵として作り出した世界を実写化することの難しさが大前提としてある中で、皆さんがキャラクターをどう表現してくれるのかが楽しみです。漫画のキャラクターは「存在しないもの」と言い切ってしまうと寂しいですけど、そういうことなので。…本当に楽しみだなぁ。
©田村由美/小学館 ©フジテレビジョン

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