本作は漫画家・益田ミリによる同名コミックが原作。傷付いた人々がたどり着くアルコールの置いていない一風変わった店・スナック キズツキを舞台に、原田演じる不思議な雰囲気を持ったママ・トウコが、飲み物と美味しい料理や歌で客を癒す姿が中心に描かれ、女性を中心に幅広い支持を得ている。
瀧井潤(小関裕太)の兄・和也は、出張で久しぶりに東京にやって来ていた。久しぶりに弟を再会し、居酒屋で近況を語り合った後の帰り道、スナックキズツキを見つけて驚く。そこは、亡き父が営んでいた場所だった。
昔と変わらぬ佇まいに、父との思い出が蘇る和也。店に入ってみると、現在の店主トウコが「いらっしゃい」と出迎えてくれる。前の店名「キズツキ」を気に入ってそのまま使っていると話すトウコに、「実は親父がつけた」と思い出を語り始める和也。父は「2号店を出す」と言っていたのに、体を壊してそのまま店を畳んでしまった。また、店の開業資金のためいろいろなところからお金を借りており、家族は貧乏生活を送ることになってしまった。
しかし、今では兄弟も大人になり、それぞれの人生を歩んでいることで「親父にもう心配すんなって伝えたいですね」と言う和也に対し、トウコは昔から備え付けてあるピンクの電話を指差し「天国の父親と話してみれば」と提案。和也は恐る恐る受話器を取って話し始める。もちろん声は聞こえないのだが、現状を語ったことで満足気な表情を浮かべ、店を後にするのだった。
SNS上では電話のシーンに「沁みた~」「父親に電話したくなっちゃった」「涙が止まらない」「感動した」といった感想が寄せられた。
次回、第11話は12月17日に放送。いつもに配達にやってくるこぐま屋さん(浜野謙太)が客となってスナックキズツキを訪れる。
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